日本元気塾

奥山塾の活動報告III

日本元気塾
更新日 : 2013年01月15日 (火)

第9回 発信から、さらに踏み込め!

講義概要

■開催日時 
2012年12月13日(木) 19時~22時

■概要 卒塾課題発表
テーマ:「内を見極め、外に発信する」具体的な実行プラン  その3
発表後の議論は、いつも白熱!

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、ベックさん、二宮さんのレポートです。

ベックさん
情報産業革命がもたらした経済社会の変革を時間軸の区切りでB.G.とA.G.と呼ぶことが勉強になりました。つまり、Before Gates,After Gatesの略です。この発表したを畠山さんのプレゼンはIT関連のプロジェクトを手掛ける私としては、とても懐かしい思いがするのと同時に、全体の絵を振り返る素晴らしい機会でした。
他には、燕市出身の二宮さんの発表も非常に印象に残りました。
燕・三条では金属加工の町工場がたくさんあることはよく聞いておりましたが、燕市だけでも2,200社が存在する事実に驚きました。一度見学へ訪れてみたいです。伺った限りでは世代交代と技術継承も問題点としてはあるかと思いますが、もっと広いスコープでは奥山先生も山形工房で試みをされているようなデザイナーとのコラボや、もっともっと積極的な海外への広報活動も今後の存続・繁栄に欠かせないものだと思いました。

二宮さん
5名の発表のスタイルが各自各様で、個性が出ています。自分の個性をベースに発表することで、より本質的なものを伝えられ、記憶に残すことができると感じました。
内容のキーワードは、町工場支援、所有からシェアー、不安と癒し、現代の村作り、夢プロジェクトなどで、本人の体験、強い想いから発せられたものです。発表内容を聞いて、課題の再構築のロジック、インパクトのある具体的事例、体験からの強い想い、の3つの軸があると思いました。3軸の強弱はそれぞれでしたが、3軸が共振すると大きな力となって、より周りを巻き込み、より大きな推進力になるようです。発表後の議論では、より大きな課題はより多くの議論を呼び起こすことを実感できました。
又、発表内容は各自様々でしたが、「日本・地方・生活の歴史の再発見」「将来への危機感」「夢を掲げ、一歩を踏み出す」が、共通のベースになっていることに気がつきました。これは奥山塾の成果か、同質の塾生が集まったせいか。
奥山さんからは、発信だけでは弱い、その先を、との指摘がありましたが、先ずは個人の想いを発信することにより塾生その他が反応して、より具体的な活動に加速されています。これは、元気塾の活動は講義の時間に限定されずに、その後の楽しい場があるからでしょう。
私自身は、“日本のモノ作りを次世代に”の活動を、単に地方の町工場支援に留めず、産業としての日本の製造業の再構築に向けて小さな一歩を継続することと、具体的な推進の方法については自分の発想の枠にとらわれずに、塾生やご縁のあった人々の力を借りて推進することを再確認しました。それにしても楽しく、刺激的な講義の時間でした。ありがとうございます。

講師コメント

今回の講義を通じて、奥山さんはどのように感じたのでしょうか?

自分が受けてきた体験を、それを望んでいない人に与えることはとても難しいことです。もっと言えば、与えるだけでは弱い。お客様は、売り手よりも情報を持ってやってくるのだから、そこに何の付加価値をつけるのか。強制的に、どうやってその場を作るのか、この「モチベーション」を作らないといけない。
また、コミュニティづくりに関して言えば、他と異なる特徴・性格がないコミュニティは続かない。既存の枠組みのコミュニティが消えていく今、もっとゆるいつながりの、自由意思による第3のコミュニティの存在は、とても重要になってくると思います。