日本元気塾

奥山塾の活動報告III

日本元気塾
更新日 : 2012年11月12日 (月)

第6回 人は何を欲しがるか。自分は何が好きか。

講義概要

■開催日時 
2012年10月18日(木) 20時~22時 

■概要 奥山さん講義 

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、芝田さん、籠さんのレポートです。

芝田さん
第6回は、久しぶりに奥山さん単独の講義。心に残る、気持ちの入ったメッセージを聞くことができました。
最も心に残ったのは、「地産地消なんてマヤカシだ」という言葉。奥山さん自身の、日本の伝統的工芸品の生産者を繋ぐ取り組みの成功談と苦心談が本音で語られました。ほとんどの生産者は、そして流通に携わる人も、日本だけの、かつ従来のやり方でターゲットとしうる顧客層に売ることで満足しているのが現状であるということです。
もう1つ心に残ったのが、「好きこそものの上手なれ」という言い古されてはいるが重要な言葉。私たちが従来から馴染んだやり方(コンフォート・ゾーン)から脱して新しい手法を自分のものとするには、「自分が何が好きか」を徹底的に考えて、新しい取り組みの方向性を合わせることが大切だと感じました。

籠さん
現在が産業革命を超える「情報革命」の真っただ中であり、暮らしぶりも生き方を含めて全て完全に変わっていく時代、という言葉から始まった第6回。その変化の中で、何が選ばれて残るのか。あるいは何をどう残すべきなのか。
至高の技術があったとしても、それを活かす方法で料理して継続的に収益に結び付ける仕組み(=出口戦略)が不可欠、というお話では、ディテールの精度でマクロまですべてを描かれる奥山プロデューサーの、プロジェクトに関わる際の“覚悟”を教えて頂いたように思います。
既存の良いものを残すのか、全く新しい未来を創るのか。いずれにしても、成したい夢をヴィジュアル化する中で精度を上げ、意識を共有することから始めなければ、と想いを新たにしました。
ご自身で夢の画を描き、想いをこめた言葉で伝え共有し、世に残る形にされてこられた奥山さんが、熱い想いを語り尽くす時間が無いなか、最後に披露してくださった”東北の未来図”は、絶対これを形にしたい!と瞬時に思ったほど最高にクール。まさに”希望そのもの”でした。
講義も終盤を迎え、もっともっと聴きたかった、語りたかった、共感・共有したかった、という思いで一杯です。

講師コメント

今回の講義を通じて、奥山さんはどのように感じたのでしょうか?

ふだん必需品(=例えばガス、電気など)ほど、安ければ安いほうがいいと人々は考えます。逆に、ルイヴィトンは、カバンというカテゴリーの中で非常に高価格にも関わらず購入されます。ブランド商品を買わせるより、コモディティ商品を3割高く払ってでも買いたい物だと思わせるほうが大変なのです。しかし、ものづくりの大事なところは“出口戦略”。どうやって作るか~どう見せるかまで最初に考えなければだめです。すべての業界で、全体をディレクション、プロデュースする人が必要であり、まだまだ日本にその人材が少ないと思います。