日本元気塾

奥山塾の活動報告III

日本元気塾
更新日 : 2012年07月17日 (火)

第1回 白熱議論「初めに言葉ありき」

講義概要

■開催日時 
2012年6月28日(木) 19時~21時

■概要
・奥山さん講義 「これからの100年をデザインする」
・自己紹介

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、阿登さん、井桁さん、伊江さんのレポートです。

阿登さん
待ちに待った第1回目の講義では、携帯電話のパブリックスペースでの使用に関する例を題材に「今、当たり前にしていることへの疑問をもつことが大事」ということからスタートしました。そして、メッセージの力の重要性、海外と日本の違い、クリエイティブな人間が持つ二つの力、クリエイティブクラス及び非クリエイティブクラス、日本の歴史と将来の日本、人のNEEDSとWANTS…等々、2時間でかなりボリュームのある内容でした。しかも初回からあちこちで手が挙がって発言が飛び交うというとても白熱した講義でした。私はクリエイティブに関する定義が一番斬新でした。「もう一人の自分が予期しないものを作り上げていく力と、それを面白いと思う力が必要である。」特に前者はとにかく手や体を動かしてどんどん実践をする中でしか産まれないということですから、これからも個性豊かな奥山塾の皆様と一緒にどんどん実践していこうと思いました。

井桁さん
期待も高まる第1回講義。 意見交換を拝聴し、これは、本物のディスカッションができる場になるのではないか。 そこでもまれてみたい、と強く思うようになった。議論の軸がぶれると、議論に参加 しづらくなるのも実感した。しかし、受講生からの「恥をかきに来た」という言葉が突き刺さった。今後は躊躇せず参加していきたいと思う。発言は他人の時間を奪っていること。受講生は限られた時間にふさわしい効果的な発言かできているか、徹底的に自省すべきだと思う。
「言葉の力を信じるべき。」
もっと気軽に言い合える社会を作りたい。空気を読むのに汲汲している自分の視界が開かれた。しかし、同時に力不足というか、言葉を紡ぎだす力が猛烈に欲しくなった。
「クリエイティビティとは、クリエイティブな道具を持っていることである。」
本来持っている能力以上のアウトプットを紡ぎだす道具。それには圧倒的な量が必要、手で書くことが必要である。偶然を面白がりつつ、「量」に対してもう少し貪欲になり たいと強く思うとともに、その道具は絶対身につけたいと思った。

伊江さん
番組という「モノ」を作るプロデューサーの立場で、世界的なデザイナーから「モノづくりの精神」を学びたく、奥山塾に参加しました。
「Rolexは自分が死んだ後も時を刻み続ける、命をこえた“永遠”に人は高いお金を払う」
私は「モノ」に対して“永遠”といった価値観を感じたことがなく、目からウロコでした。(心の声:“永遠”・・・、私自身が永遠を感じるって何だ・・・?ベルリン・フィルの音、勢いが止まらない企画会議、熱い中高生、ダビデ像、5月の新緑も最高だ・・・うーん、ぜんぜん儲かりそうにない…)。
直截的な奥山さんの「言葉」が、思わぬ角度から自分を照らし、その輪郭を見せてくれる。自分の仕事の価値とは何か?普段は省みず、ぼんやりとしている「考え」が「言葉」になり、ほんの少しくっきりする。脳の中では自分との質疑応答が、一週間経った今も続いている。
「はじめに言葉ありき」の奥山流で、卒塾までにみずから発信できる言葉を蓄えたい。

講師コメント

今回の講義を通じて、奥山さんはどのように感じたのでしょうか?

いつからか日本人は言葉を信じなくなった。今の政治、社会をみてもそうでしょう。
しかし「初めに言葉ありき」、言葉は人を動かすことができるはずです。僕は、言葉の力を信じたい。日本語は他の言語に比べ、「情報を伝える」言葉として考えられていないのではないかと思います。だからこそ、日本語での議論は練習が必要。
意見、質問があれば手をあげて、言葉を発することが、この塾のルールです。
第1回では、日本のホワイトカラー/ブルーカラーについて、金銭的価値を越える価値について、いくつか議論が盛り上がったが、次回以降、さらに期待したいと思います。