日本元気塾

藤巻塾の活動報告III

日本元気塾
更新日 : 2012年09月24日 (月)

第4回 常に当事者であれ(ゲスト:JR東日本 鎌田由美子氏)

講義概要

■開催日時 
2012年8月7日(火) 19時~21時

■概要
ゲストセッション 「地方活性化の取り組み」
ゲスト:鎌田由美子氏(JR東日本 事業創造本部 地域活性化部門)

▲地域活性化に真正面から取り組む藤巻さんと鎌田さん。困難を乗り越えながらも「志」を貫く姿が大変印象的でした。

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、中木さん、露木さん、西村さんのレポートです。

中木さん
”突破力”~想いをカタチにするまで諦めない行動力
これが私がEcuteを創った鎌田さんから学んだことです。途方もなく高い壁に直面した時、人は気後れし傍観しがちになる。講義後ずっと鎌田さんを突き動かした原点を考え続けました。それはとてもシンプルで圧倒的なものだと思います。
強い想いを抱き、自分を信じきる。否定されても現場に足を運び観察すれば、光が見えてくる。志を胸に直アタリで意中の人に会い、道を切り開く。ホスピタリティ精神で仲間を大切にしてこそ、一人では成し得ない力を得る。そして諦めず行動し続ければ、壁は突破できる。
後日お会いした際、「なぜ駅を変えたいと思ったのか」改めてお伺いしました。「どうしても、変えたいと思ったのです」確信に満ちた表情には凄みさえ漂っていました。
「人生は冥土までの暇潰し」藤巻さんが時に口にする逆説のコトバが身に染み、「だからこそ極上な暇潰しが必要」だと確信した瞬間でした。


露木さん
【心に刺さったメッセージ】
何かをやろうとすれば、誰かしらと衝突する。そして、その衝突が解消できないものに思えることも多い。でも、もがいていれば必ず誰かが救いの手を差し伸べてくれるもの。しかも、一人ではなく、周りに一緒に必死になってくれる上司、部下や仲間がいるのだから、そのような困難も乗り越えられる。

【学んだこと】
縦割りの厳しい会社の中で、周囲を説得し、前代未聞の「駅ナカビジネス」を立ち上げ、しかも成功させたスーパーウーマンなのだから、とても強そうな女性なのだろう、と講義前は想像していた。しかし、当の鎌田さんご本人は笑顔がとても似合う方で、明るく、ソフトな語り口で、今までの様々なご経験をとてもテンポよく、そしてわかりやすくご説明頂き、あっと言う間の講義だった。
当事者であり続け、そして、計画を実現するためにぶつかり合う勇気を持つことの大切さを学んだ。


西村さん
【心に刺さった講師の言葉】
「常に当事者であれ」
「動けば衝突する。でも熱意があれば、かならず助けが現れる」
「ひとつひとつは点でも続ければ面になる」
「全ては継続。今日の仕事は明日に続いている」

JR東日本グループ内の様々な困難・障壁を乗り越え「ecute大宮」を立ち上げた後、「地域再発見プロジェクト」などの数多くの新規事業を、大企業の社員として手がけてこられた鎌田さんの言葉の一言一言が心に刺さりました。

傍から見れば「駅ナカなら人が集まるから、何をやっても売れる」と言われる「ecute大宮」の立ち上げは、JR東日本グループの風土や、グループ会社間の壁、チームメンバーとの意見の相違、取引先との交渉難航など、数多くの障壁に阻まれたそうです。外野からなら苦労も知らず、何とでも言える。常に当事者意識を持ち、自分の眼前の課題は全て、自分自身の課題として取り組むことが必要、とのことでした。
『常に当事者であれ』は、新規事業のスタートアップの場合だけでなく、ビジネスパーソンとして常に心に留めておくべき言葉であると思いました。自分を含む多くの人は、越えがたい障壁が眼前に現れたとき、「自分の力だけではどうにもならない」という言い訳を証明するために、「自分以外の誰か」に責任を押し付けようとするでしょう。

常に自分が当事者であり「自分以外の誰か」のせいにはできないという覚悟で動く、そうやって動けばどこかで衝突が生まれる。でも熱意を持って取り組めば、必ずその熱意に共鳴した誰かが助けの手を差し伸べてくれる。熱意があれば障壁は乗り越えられると熱く語られる鎌田さんの言葉は、企業の一員として社内の障壁に悩みながら働く私にとって、とても響きました。

また鎌田さんは「継続」の重要性を強く説かれました。全ての仕事は明日につながっている、一つひとつの仕事は小さな点でも、信念を持って一生懸命取り組めば、やがて線になり面になる。という示唆は、大きな成果は一朝一夕で成されるものではないということを改めて認識させられました。

【今後、自分自身の行動にどう生かしていくか。】
私自身が今まさに、企業の一員として新規事業を立ち上げる仕事をしています。熱意と不安の間で日々揺れている状況の私にとって、鎌田さんのお話は非常に勇気付けられました。
「当事者意識」と「熱意」と「継続」、この言葉を胸に留めて明日からの仕事を前向きに取り組んでいきます。

講師コメント

今回の講義を通じて、藤巻さんはどのように感じたのでしょうか?

鎌田さんは、大宮駅、品川駅、立川駅などで展開されているエキナカ「ecute(エキュート)」の仕掛け人であり、地域の活性化において欠かせない人。
鎌田さんの成功の裏側には、徹底的な当事者意識と小さな行動の積み重ねがあることを知ってほしいと思いゲストに来てもらいました。

自分の想いを伝えることは、とても難しいこと。だからこそ行動を起こさなくてはいけないと思っています。塾でいつも話す「論ずるより行動」をまさに体現されている鎌田さんから教えてもらいました。

「全ての仕事は明日につながっている・・・」
そう信じて、まずは小さなことも信念を持って一生懸命取り組んでみよう。