日本元気塾

米倉塾の活動報告II

日本元気塾
更新日 : 2011年02月07日 (月)

第5回 仕事は平等へのツール、街角からの自立支援(ゲスト:佐野未来氏)

講義概要

■開催日時 
2011年1月17日(月) 19時~21時

■概要
・4グループに分かれ、ビッグイシューについて研究発表、提案。
・ゲスト:佐野未来氏(有限会社ビッグイシュー日本 東京事務所マネージャー)による講評。
・クラスディスカッション。

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、島田さん、土屋さんのレポートです。

島田さん
今回のビッグイシュー販売は、実は私が入塾してからずっと楽しみにしていたことのひとつ。
私が学生の頃に始まったビッグイシュージャパンだが、街角で一見だけでは正しい知識を得られないため、ずっとネガティブな印象を拭えずにいた。
実際の販売は、手がかじかんでお釣りを数えることも出来ないほどの厳寒の中で、現場の環境を理解し、また、販売員さんの孤独とプライドを垣間見ることが出来た。
その後行われた講義では、同じ経験を共にした塾生の提案が次々と披露されたが、ビッグイシュー事務局の方々の心を掴むに至るまでは、まだ道が険しいように感じた。「コストを抑えるために学生を使って」という意見に、米倉先生から「それは最低のやり方だ」という厳しい声が飛んだ。確かにそうだ、 それではビジネスとして成り立っているとは言えない。社会貢献をしている企業であることはもちろんだが、ホームレスと対等にビジネスをしている斬新な企業というのがビッグイシューなのだから。
そんな企業に、私達が出来ることは何なのか。実現可能で、具体性のある提案でないと、結局、絵空事で終わってしまうのだと痛感した。
最後に、チームビルディングジャパンさんのプレゼンをお聞きしたが、かなり煮詰められたであろう彼らの構想にも、まだまだ考える余地があるということがわかった。
今回の活動を通して、塾生同士の心の距離がグッと近づいた気がする。少なくとも私は、そう深く感じた。皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。

土屋さん
「ビックイシューか……」というのが、今回の活動予定を聞いた私の率直な感想だった。
なぜなら、社会問題に関心があるのにもかかわらず、ホームレス問題には今一つ関心が持てなかったからだ。「ホームレスは努力しないからホームレスになり、努力が足りないからホームレスから抜け出せない」という認識のまま、今回の活動に臨んだ。
しかし、ビッグイシューの研究・提案、何よりも販売体験とホームレスの方との触れ合いを通じて、私の認識は間違っていたと気付かされた。そして、ホームレス問題に対して、向き合っていく必要があり、問題を少しでも解決できるアクションを自分なりに起こしていきたいと心から思った。
今回の活動を通じて得たもの。それは「自分の中での小さなイノベーショ ン」、「物事の本質を正しく理解すること」、「小さくてもいいからアクションを起こすこと」である。
ビッグイシューが私に新しい価値観を与えてくれた。ビッグイシューの本質を理解できたからこそ、自分にできるアクションを起こしたくなった。
今後も毎回の活動の中で、自分の中でイノベーションが起きるような活動をしていきたい。

講師コメント

今回の講義を通じて、米倉先生はどのように感じたのでしょうか?

“ビッグイシューを実際に販売して、さらにその販促効果を提案する。”米倉塾の定番講義です。
今回もいろいろ面白い提案がありました。とくに、“1月31日(BIG ISSUEのBI→131)はビッグイシューの日”というのは是非実現したいですね。
はじめの頃、何が言いたいのかよく分からなかった渋谷さんは、何と18部を売り上げトップセールスであっただけではなく、提案も冴えていたことに、感動しました(バングラデシュのグラミン効果も、早速出ているようだね)。
引続き、みんなで協力しながら活動してください。