日本元気塾

米倉塾の活動報告II

日本元気塾
更新日 : 2011年06月06日 (月)

第12回(最終回) 「創発的破壊」~諸君の小さい火種が、日本を元気にする

講義概要

■開催日時
2011年5月16日(月)19:00~21:00

■概要
・卒塾課題「日本を元気にするアクションプラン」米倉塾代表候補4組の発表。および代表選出。
・米倉先生最終講義。

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、柳川さん、和田さん、大滝さんのレポートです。

柳川さん
最終回にふさわしく、代表候補者の方々の卒塾課題テーマは、どれも興味深いものであった。それぞれ分野の違いこそあれ、「自分自身が元気になる=日本が元気になる」といったスタンスは共通であり、代表選出・不選出にかかわらず、実際のアクションにつなげていくことが重要なのだと思う。
私自身も自分が挙げた課題については、何年かかったとしても必ずやり遂げたい。
米倉先生の「我々は無力ではない、個人の総和は非常に大きいものだ」という言葉は、とても心に響くものがあった。この8か月間、様々な課題に取り組み、様々なキャリアを積んできた仲間と出会い、また一歩踏み出す勇気と元気をもらえたように思う。
米倉先生の「君達自身が卒塾証書なのだ」という言葉を胸に、卒塾後もこの気持ちを忘れず、日本を元気にすべく、一歩一歩進んでいきたいと思う。

和田さん
米倉塾の代表を決める課題発表で、4つの取り組みを塾生が発表した。都市部の高齢者が生涯現役社会を実現、消費と生産地をつなぐ、身近なテクノロジーを使って途上国の問題解決、ファシリティで環境問題を解決、どれも、現代日本の社会問題に対しての提言であり、政府の政策課題の高齢者、農業、貧困、環境、省エネ問題が大きく解決に前進する。従って、上記4つのテーマは、検討不十分な点も多々あるが、問題意識を明確に持ってアイデアを出し、解決策を見出そうとしている前向きな努力が評価できた。
ちなみに、私のテーマは社会的なテーマではなく、私の職責との関係で自社の発想転換の必要性から問題を改善。自社のあるべき姿の実現であった。社会にとって小さなことでも、私にとってはイノベーションしていく想いの詰まったテーマであった。
米倉塾長の最終講義では、個人の営みは少なくても大きな想いは実現できる、日本元気塾は小さな力で世界を変える、イノベーションは創発的破壊が重要、と学んだ。今後この活動を通して、日本社会の閉塞感を打破する突破口を見出せるのではないかと考える。

大滝さん
いよいよ最終講義。卒塾式で課題発表を行う代表を選出しました。塾の活動期間に震災という大きな出来事があったため、卒塾課題は「これからの日本の在り方」を見直していくようなものが多く、今こそ日本元気塾としての活動が必要な時であることを強く感じました。
先生からは最後まで強いメッセージをいくつも頂きました。中でも印象的なものは「強いリーダーがいなくても、個々が自分の力を発揮し集結することで大きな力になる」というものです。ついていけるリーダーの存在を待つのではなく、自分の一歩を「これからの日本創り」につなげていく、その意識と行動が大切だということを改めて感じました。
米倉塾に入るにあたり、どうしたら人を巻き込み動かしていけるのかの答えを見つけたいと思っていましたが、それはまず自らが「行動する」こと、そしてただ行動するだけでなく、きちんとロジックを組み立てた上での行動にしなければ意味がないということを、塾での活動、仲間から学びました。
この8ヶ月間を共に過ごした仲間は強力なチームでした。卒塾はしますが、これからもこのチームを基盤に、日本を元気にしていくよう進んでいきたいと思います。
米倉先生、塾生の皆さん、事務局の皆さん、ありがとうございました。

講師コメント

今回の講義を通じて、米倉先生はどのように感じたのでしょうか?

あっという間の第2期でした。米倉塾最後の日は、塾生の発表と僕の簡単な講義で終えました。
塾生の発表は、前回と大きな違いがなかったので少し残念でした。
僕は、新しい本『創発的破壊』(ミシマ社/2011年6月9日発刊)について話をしました。個人の小さなイノベーションが、やがて大きなうねりを創っていくという創発(emergence)を基本概念に、これからの日本を構想した本です。
まさに、日本元気塾のキーコンセプト「一人ひとりが元気で、イノベーティブであること」が世界を変えるのです。
塾生一人ひとりが卒塾証書、という自覚を持って、頑張って下さい。

関連図書

創発的破壊 未来をつくるイノベーション

創発的破壊 未来をつくるイノベーション

米倉誠一郎
ミシマ社