日本元気塾

藤巻塾の活動報告II

日本元気塾
更新日 : 2011年06月13日 (月)

第8回 地域活性を仕組みから考える(ゲスト:吉澤保幸氏)

講義概要

■開催日時 
2011年4月19日(火) 19時~21時半
■概要
・ゲストセッション
 「地方の地域活性」

■ゲスト
吉澤保幸氏(場所文化フォーラム幹事代表)

講義の感想レポート 

塾生による講義を終えての“熱い感想”を、毎回ご紹介していきます。 
今回は、宇都宮さん、小倉さんのレポートです。

宇都宮さん
今回の吉澤さんの講義で印象的だった言葉は次の3点です。
1.「ただ食事を提供するのではなく、食材の物語性を伝える」
2.「自分たちがやっていて楽しいと思うもので、周りがみてカッコいいものではないと物事は続かない」
3.「デザインの多くは広告代理店などを使うのではなく、関係者のなかから専門的な人たちを集めて創る」

最初は飲食業の素人の人たちでやり始めたお店であり、周りから絶対に無理だと言われながらも始めたそうですが、それでも大きな成功を納めた要因は、単なる食事の提供ではなく、その食材の物語をきちんと伝えたからだと仰っていました。
今はいろいろなモノや情報が溢れているがゆえに、なかなか感情移入しきれないまま、記憶から消えていくものが多くあります。だからこそ「物語性」がすごく重視される時代なのではないかと気付かされまし た。
また、それを効果的に伝えるためのデザインへのこだわりや、またそのデザインを単なるプロにお願いするのではなく、意思のあるスタッフみんなで創るというスタンスに驚きと発見がありました。自分と置き換えてみても、すごく参考になる考え方でした。

小倉さん
今回吉澤さんのお話を伺い、藤巻塾の受講を通して自分の中に残る大きな1つのキーワードがある。それは、「モノを売るのではなく、物語を売る」。このキーワードについて、トランジットの中村さん、商空間デザイナーの橋本さん、ビーバーイイーの杉谷さんも同じようなニュアンスのお話をされていた。
私の職業は、大学職員。これから日本の未来をしょって立つ人材の輩出が要求される。決して学生は、商品ではないが、大学のキャンパスライフを通して一人の人間の「ストーリー」が充実したものとなる教育システムやイベントなどがより多くあれば、それらの経験を通して成長した学生は、世界で活躍できるに違いない。そんな学生のストーリー作りを手伝える仕掛けを考えていきたいと決意が固まった。

講師コメント

今回の講義を通じて、藤巻さんはどのように感じたのでしょうか?

藤巻塾では地域活性について、いばらきのブランディング構築について各自取り組んでいるが、今回は金融の知識や経験を生かし、地方に地域が活性化するシステムを作ろうとしている吉澤さんの話を聞くことで、新たな視点を伝えたかった。

一過性ではなく、持続的に地方が元気になるためには、どのような仕組みが必要なのか。吉澤さんの話は、目から鱗だった。人を巻き込むためには、情熱がないと出来ない。そして、情熱もって取り組むためには自分が楽しいと思えることが重要だ。「たのかっこいい」という吉澤さん達仲間同士が使っている新しいキーワードを教えてもらった。
“自分たちが楽しくて、周りの人からかっこいいと思われる”・・・そんなアイディアがもっとこの藤巻塾から出てくることを期待している。

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