日本元気塾

米倉塾の活動報告

日本元気塾
更新日 : 2010年07月07日 (水)

第18回 2010.4.12(月)

講義レポート

今回のセッションでは卒塾まで3ヶ月を切ったところで、卒塾に向けての課題を発表しました。 個人またはチームで「日本を元気にする」をテーマに、各自の具体的な事業計画を樹立し、先生や塾生たちの意見を聞きながら完成させた結果を2つのチームと8名の塾生が発表を行いました。

米倉塾
米倉誠一郎・塾長

授業の様子

発表者は皆、「日本を元気にする」ために情熱とあらゆるスキルを存分に発揮したプランを立て、ユニークなアイディアと行動力を集結させた上で推進していました。

プレゼンテーションのルールは、発表:10分。質疑応答やコメントは全ての発表が終わった後。

発表されたテーマは以下の通りです。


チーム発表

【チーム – A】
身体障害者を対象としたスポーツ教育 - ロンドンパラリンピックに向けた取り組み-(仮)
無関心や金銭的な困難の中でもスポーツを通じて障害者に希望を与え続けてきた障害者アスリートをサポートするための仕組みを作る。
 ・ 行政からの援助資金の流れが見えづらく、実際には選手への支援につながらないのが現状だが、よりシンプルで透明な支援のツールを開発する。
 ・ 海外遠征費、強化合宿費等、個人の所得比率の持ち出しが大きい状況を改善するために魅力的な障害者スポーツのモデルケースを創出する。


【チーム B】
ビジネス・プロデューサー 実践プロジェクト - “まず塊より始めよ”
素晴らしい素質やビジネスモデルを持っているにもかかわらず、ビジネス展開の仕方を知らず、苦戦している人を発掘し、ビジネス化をプロデュースする。
 ・ 常に当事者意識を持つ、小さな変化を起こし続けるといった自己イノベーションを起こすことで、一人ひとりが「身の回りで」「できることから」「挑戦」できる社会にする。
 ・ 卒塾後も持続的にビジネス化をプロデュースし続けることで、元気なイノベーターをより多く世に送り出すことを目標とする。

塾生個人

【個人 Iさん】
自社における教育体系の構築(本社発で、会社を元気にする!)
本社が軸となって社員たちのモチベーションを高め、元気を呼び起こす教育体制を作る。
・ 一貫した教育体系がなくその場しのぎ対応した結果、プロダクトアウトしてしまった現状を打破し、顧客ニーズを意識・把握できる人材の育成できる体系的な教育プログラムを作り出す。
・ 社員一人一人に自信を持たせ、元気あふれる組織に発展させていく。

【個人 Mさん】
Harmonize Project When You Are smiling
楽しく参加し易い音楽活動を通して親子を共に元気にする
・ 音楽が好きだけど子育てのために時間を作れない親たちが好きな活動と子育てを両立できる環境のモデルケースを作って、精神的に豊かな、トレードオフのない人生を送れるようサポートする。
・ レベルの高い音楽と接することで子供を成長させることができると同時に親と子供が一緒に参加し、触れ合うことで親子の絆が深まり、家族という共同体に元気を与える。

【個人 Kさん】
週末Caféによるコミュニティの創出
月一で、地方大学出身の都内勤務者が中心に参加するCaféを開催する。
・ 同じ地方出身の都内勤務者を中心としたコミュニティを作り、入社から数年間の、離職率の高い期間を乗り越える手助けをする。
・ 固定型でないカフェビジネスモデルを作り、多くの人に伝授する。

【個人 Mさん】
「プレゼン自主トレ」を教育機関の必須科目にする
◇日本人の多くはプレゼンが下手、聴衆の行動を変えるプレゼンが出来るように、みんなで切磋琢磨できる環境を作り、日本人のプレゼンレベルの向上を目指す。
・ 都内の専門学校への導入を図り、その後全国の教育機関へ波及させるのが野望
・ 「先生」を置かない、各参加者が「全力で」評価&改善提案しあうのがこの活動の肝

【個人 Cさん】
社内知識共有Site活用で社員を元気に!
知識共有による職場改革を通して元気にする
・ 社内の知識格差を解消するシステムの構築を通して、知識を共有し、集団レベルの知性を向上させる。
・ 組織や雇用形態(現地社員/駐在員)の壁を越えて改革意識の高い若手メンバーを募り、企業内の古き悪しき慣例を是正して、企業力をアップさせる。

【個人 Iさん】
国際協力のための官民協力 (日本が世界から必要とされ続けるために)
国際社会の平和と発展に貢献し、これを通じて我が国の安全と繁栄の確保に資する元気な日本にするため、国際社会との協調と他国との相互依存をより深める。
・橋渡し役としてJICA青年海外協力隊に参加、途上国へ派遣され病院管理部門の業務改善に取り組むことで、国際貢献を直接体験、これからの日本の国際貢献活動に貢献する。

【個人 Oさん】
企業CSRを通じて社会貢献 (Table for Two 活動サポート)
サステナビリティ(持続可能)企業になるための重要な戦略としてのCSR活動について研究することで、収益の追求のみではなく、社会との協調の必要性を日本社会に広める。
・ 自分のもっている様々なネットワークを活用してのアプローチを推進。
・ TFT(Table for Two)のグローバル展開をサポートする。

【個人 Aさん】
とりあえずビールを「とりあえず日本酒」にする
日本の伝統産業を元気にする。
・世界各国・地域・民族の文化の根源はスピリッツ、その代表的な表現系が「酒」と「祭り」
・衰退の一途をたどる伝統醸造産業に最新異分野テクノロジーを導入して、伝統技術の活力をアップさせる。

感想 -講義を終えて-

授業を担当した張さんの感想

発表された皆さんのプレゼンを通じて、我々がこれからやっていかなければならないことが本当にたくさんあることを改めて思い知らされました。 卒塾までの短い時間で出来ることは限られているけど、重要なのはその後。卒塾後にどんな形で日本の元気に貢献できるかを真剣に考える必要があると思いました。 元気塾で学んだことを十分に生かし、元気塾で築いてきたチームワークを基盤として持続的に取り組んで行くことが重要だと思います。

講師コメント

今回の講義を通じて、どのように感じたのでしょうか?

「日本は技術に優れている」と言われてきましたが、最近は太陽光パネルなどのように、いつのまにか海外のベンチャー企業に抜かれ、日本はマイナープレイヤーになっている場合が多く見られます。
日本にある技術は、開発して終わりではなく、もっと外に出す手法を生み出して欲しいと思っています。それは、今回の発表も同じです。ビッグピクチャーを描く中で、善意をどうやって仕組み化させるかが重要です。塾生にはこの点をよく考えてほしいと思います。

定点観測

アンケート集計

※数値はオンラインの出席者アンケートより

日本元気塾では、講義後に出席者へのアンケートを実施しています。出席率、元気度を毎回集計し、報告いたします。

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