日本元気塾

米倉塾の活動報告

日本元気塾
更新日 : 2009年10月28日 (水)

第6回 2009.9.14(月)

講義レポート

6チームのプレゼン大会第2弾。現代が抱える「ニート、引きこもり問題」に取組むNPO法人のあり方について、議論が白熱しました。

米倉塾

 概要

内 容: 6チームに分かれてのプレゼン

テーマ: 「育て上げ」ネット」の成長課題を抽出して、それに対する最も有効な施策を提案する

時 間: <発表>各班10分 <質疑応答>5分

各班の発表

日本元気塾 米倉塾長
 1班
【課題】「ミッション経営から理念経営へ
【施策】非固定拠点型ジョブトレ、地域商店街とのアライアンス、自前主義から脱却、強み以外はサポーターを活用する。
質問&意見
・P:ポジションニング、リソース(強み)から考える。
・社会貢献が認められる(認定)社会にならないとボランティアが増えない。

 2班
【課題】「支援者を支援する」という観点を持つ
【施策】持続可能な支援を可能とするため、ビジネスを取り入れる。安定的収益の確保→食の移動販売(例 クレープ販売)
質問&意見:
・実際に事業の活動を誰がやるのか?
・提携(またはフランチャイズ)する企業の意欲による。

 3班
【課題】「引きこもり」と「就労意欲がある若者」を分けた対応
【施策】社会問題はを社会問題を通じて解決する。 「ライフスタイル」に焦点を当て、地方で働く地域活性化と連携した活動を行う
質問&意見:
・若者が地方へ行くかどうか。農業はきついからやならないのではないか。

 4班
【課題】ミッションが不明確/世間に具体的な行動を促進させることが必要
【施策】WEBサイトの洗練度のレベルアップ(SEO対策、活動のわかりやすさ)。最低レベルの生活を超えて、信頼・夢・希望を持てる活動を。
質問&意見:
・HPの手直しはすぐにでもやるべき!
・もちろん環境を整えることは必須だが、育て上げネットが担うべき範囲はどこまでか。

 5班
【課題】 現状の収益力で事業としての継続性が保てるのか
【施策】必要としてくれる人を増やす。バーチャルキッザニア(大人版) 仕事経験をWebで知ることができる。保育園の業務支援。
質問&意見:
・保育園の業務支援は、毎月払いで、人手が足りなくなったときにサポートする。
・保険型収入ができる良いのでは。

 6班
【課題】使命が強みの把握が曖昧。自分たちが何をすべきかということに特化
【施策】ニートとその親に対してのスクーリング領域への特化。→別の分野は他と組むことで活動の展開
質問&意見:
・強みを生かす観点は重要。
・提携に至るのは容易ではなく、ハードルがあるのでは?


 結果
投票の結果、代表プレゼンをできるグループは、1班と5班。
今回の議論の内容や、他チームの提案内容からもよいものを取り込みながら、2週間でプレゼンをまとめます。

感想 -講義を終えて-

レポート担当者、嶋さん、三浦さんの所感

●嶋さん

今回の発表では組織の課題点として、大きく2つの着目点があったと思う。
「活動内容を改善し、活動の質を高めていくこと」または、「組織の活動を継続させるために何をするか」。
いずれにせよ、私たちの提案を受け、工藤さん(NPO法人「育て上げ」ネット理事長)がすぐにでも行動する気が起こるように実現性を高めた提案であることが重要だと感じた。
また、ニートが社会問題として対策される今日では、一組織のみでその問題全体に対応していくことは難しい。その為世間に認知され、また共感を得られるような組織であるも必要だと思う。


●三浦さん

NPOが独力で事業を持続することの大変さが良くわかった。
現状の事業改善や新規の事業拡張等、アイディアは様々でたが、育て上げネットに委ねるだけではダメだ。
ニートが増加している社会問題を構造的に捉え、発生する原因と増加した結果、どのような影響が発生するのかという理解を私たちはしなければならない。そして、社会問題を正しく認識し、自分ができる範囲のことで影響を与える行動をとることが、育て上げネットの成長を押し上げることに繋がると思った。

講師コメント

今回の講義を通じて、どのように感じたのでしょうか?

元気塾のプレゼンは、「こんな手があります。」「こういうのやったら?」というだけではダメ。言うだけなら誰でもできます。

人手やお金の問題もあり、やりたくても出来ないNPO/NGOの人々に、「なるほど」「助かる」と言わせるアイデアを考えて下さい。

「この案だったら私はこんな形で協力が出来ます。他にも協力していくれるところがこれだけあります。だからやってみましょう」と具体的に提示をしていきましょう。

想いを形にするプレゼンが元気塾の基本です。米倉塾の塾生にはそれを期待しています。


定点観測

アンケート集計

※数値はオンラインの出席者アンケートより

日本元気塾では、講義後に出席者へのアンケートを実施しています。出席率、元気度を毎回集計し、報告いたします。

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