日本元気塾

米倉塾の活動報告

日本元気塾
更新日 : 2009年08月10日 (月)

第3回 2009.7.27(月)

講義レポート

今回はプレゼン大会。塾内で選抜を行い、優秀班は当該企業の社長へ向けて直接プレゼンできるので、各チーム力が入りました。




当日の内容

— 36人の塾生が6チームに分かれて発表

— プレゼンのテーマは2つ。OKWave(以下、OK)、ベンチャーリパブリックグループ(以下、VRG)への提案

— プレゼン時間は15分(OKとVRG両社含む)+質疑応答 5分の計20分が各班に割り当てられた


各班の発表

※略号の意味(VR:ベンチャーリパブリックに対する提案/OK:OKWaveに対する提案/米:米倉塾長のコメント)


【1班】
VR:拡大路線はやめて、カテゴリーを絞り込む。
OK:B2Bにて、食品業界、地方自治体を狙う。
米:提携モデルはイージーソリューション。一般の人をいかに「組織化」するのかが大切。

【2班】
VR:「理系パパ支援サイト」として再構築。
OK:ビジネスOKWaveの強化。OKWaveが会社のブロックサイトのひとつになっている理由をつぶしていく。
米:プレゼンで全員が前に出てきたことが一番素晴らしい。チームでやっているのだから。ビジネスQ&Aでお金をとらなくともよいだろう。

【3班】
VR:テーラーメイド型マーケティング。
OK:「ありがとうポイント」を、NPO/NGOに寄付するB2B2Cモデル。
米:三菱商事グループとしてやる意味の追求という論点はおもしろい。ありがとうポイントの使い方はおもしろい。

【4班】
VR:「価格じゃないコム」を目指す。
OK:Q&Aのエンターテイメント化でページビューをとにかく増やす。2大キャンペーンの実施。
1) できるやつほどQが立つ。2)へこんだときほどOKWave。
米:不規則なものを規則的にするという発想は良い。フローレンスの事例や、定期巡回を不定期巡回にしたことで成長につながったセコムの事例がある。情報の非対称性を解消する。情報が少ない人に情報を与えること。価格じゃないコムというアイデアは良い。

【5班】
VR:コンシェルジュ式とB2B
OK:モバイル*異種言語を連動させたQAシステム。
米:高齢者でも音声によりQAのどちらにも参加できるようにする。

【6班】
VR:専門性強化の2点。プロ視点。口コミ視点。スピード経営に向けて。LBO,MBO
OK:高齢者とその家族市場。対面コミュニケーションを強化。
米:成長市場を高齢者と見たことは良い。だが、発表全体に愛情を感じない。元気塾は分析とかよりも想い、情熱が大切だ。OKWaveの良いところは、いわば、金持ちからもらったお金を一般の人にばらまいている鼠小僧次郎吉のようなところ。そこは大切にすると良い。




各班のプレゼン全体に対するコメント

チューター 清水さん
6チームともに似たような発表内容になるのではないか?と危惧していたが、各チームとも違いで出ていて、その点は良かった。ただし、提案のエッジはまだ弱い。そのビジネスのどこにボトルネックがあるのかも明確ではなかったように思う。 第一回の講義で米倉先生が話されたとおり、「川上から押さえることが重要」。たとえば、その業界とは、どういう構造を持った業界なのかを明確にしてから、議論を進めたほうがよりよい提案につながったように思います。

米倉塾長より
経営者を迎えるにあたり、もっとも重要なことは「良い会話ができるような準備をしておくこと」。まだまだ、分析に深みが足りない。ひとつは、ユーザーとしての徹底分析。ライバル企業と何がどう違うのか。2つ目はファクトデータ。

さらに今回はCranfield大学Patrick Reinmoeller教授が米倉塾を聴講いただきました。


塾代表チームの選出

塾生全員参加による多数決にて代表チームを決定。ルールは下記
・投票権はOK、VRGそれぞれにつき1人2回挙手できる。(例えば、自チーム+他1チームに投票できる)
・塾長自身は投票には参加しない

○結果
経営者に対するプレゼン権を獲得したグループは……
・ベンチャーリパブリックグループ:1班+2班
・OKWave:1班+3班

感想 -講義を終えて-

レポート担当者の所感

宮崎さん
正直、6チームのプレゼンをきくうちに、途中で集中力が切れてしまった。原因は発表者か?自分か?
・原因は発表者?
PPT資料に字が多い。資料を読むべきなのか?話を聴くべきなのか? 情報量多すぎでオーバーヒートし、そもそも話を聞くことがおっくうになった。
・原因は俺?
米倉塾長はどのプレゼンも理解し、的確にコメントをしていた。つまり、「やればできる」わけで、集中力が切れたのは僕の未熟さの証拠かも。
僕は我がチーム(4班)のOKWave担当。OKWave社長は、自社の経営数字は既に知っているだろうし発表時間も短いので、僕は一見非常識な案をシンプルにプレゼン。
チーム内ではウケがよかったのだが、投票の結果は下から2番目。うーーーん。
「新しすぎる案は理解されない」からなのか、「ホントにロクでもない案」なのか?「内容がわるかった」のか「プレゼンがわるかった」のか?
投票以外のフィードバックが欲しかったです。
あと、途中で集中力が切れた僕は、そもそも他チームの発表をきちんと理解していない可能性大ですが、聴く方に負担をかける発表が多かったのは事実だと思います。

塾長やゲストから指摘されたことでイタかったのは2点。

チーム内の議論が甘かった~チーム内で「ちょいウケ」したことに満足し、原石に磨きをかけるのを怠った。ユーザーとしてサービス利用が甘かった~OKWaveでは、Qが1回、Aが1回。Yahoo!知恵袋では、Qが2回。人力検索はてなでは、QA共にゼロ回。時間は1ヶ月あったのだからもっと徹底的にサービスを利用するべきだった。

秋元さん
この元気塾に参加した意味を出すにはどうしたら良いか? という問いに対するひとつの仮説を得ました。
それは、「一人ひとりが自分の限界を超えたアクションを通してどれだけチームに貢献がができるか? 具体的には、現場・現物・現実に基いた、泥臭い情報収集をどれだけやりきれるか?」というものです。課題は山積みなので、次回に向けて改善をしていきたいな、と思いました。

講師コメント

今回の講義を通じて、どのように感じたのでしょうか?

それぞれにいいアイデアがあったので、すごくよかった。塾生として選ばれただけあり、さすがでした。
しかし、全体的に分析力はもっと磨いていく必要があると思います。アイデア、パッションに分析力が加われば人を説得できる。ただし、分析力だけでは人は説得できない。
やはり一番人を説得できるのは、アイデア、パッションなのです。

定点観測

アンケート集計

※数値はオンラインの出席者アンケートより

日本元気塾では、講義後に出席者へのアンケートを実施しています。出席率、元気度を毎回集計し、報告いたします。

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