日本元気塾

米倉塾の活動報告

日本元気塾
更新日 : 2009年07月24日 (金)

第2回 2009.7.6(月)

講義レポート

各自の心意気について希望者より順番に発表し、12名(約18分/人)の発表がなされました。


  

ビジネスでイノベーション

・酒類販売会社でPR業務に従事する中、酒類の価格が店舗販売と飲食店での提供では、かけ離れていることに疑問を持つ。日本人特有の“どんぶり勘定”や価格設定の仕組みを是正し「おいしいお酒が真っ当な価格で飲める」社会にしたい。

・外資系製造業でプロセス監査に従事。本社の意向に従いがちな社内風土へ、元気塾で得られることを還元し、活性化させたい。また、ボランティアで行っている、途上国に学校を作る活動へもヒントを得たい。

・自身が手掛ける自社再建策に対し、現在の環境では、画一的な意見にしか触れることができない。元気塾では、さまざまな背景をもつ人からの率直な意見を得て、よりよい意思決定に役立てたい。

・女性起業家として、これまでに3社の起業を手掛ける。現在は、エステに特化した不動産仲介やM&Aを営むが、託児所への興味も相まって、今までのキャリアとは真逆の社会起業を志向し、元気塾へ参加。


農業でイノベーション

・現在、研究職に従事。専門以外のことでは知らないことが多すぎると感じ、元気塾へ参加。幼虫がさなぎを経て成虫になるように、元気塾を“さなぎ”の時期と捉え、1年後には成虫になりたい。具体的な考察指針となるのは、文化交流的位置づけとしての農業活性化。

・金融業界を経て、現在は農業関連企業で役員を務め、農業現場に問題が山積していることを実感するようになる。金融業で養ったビジネス感覚を活かし、消費者-生産者間に横たわるアンバランスな状態を打開したい。


教育でイノベーション

・娘の海外留学・就職を機に、日本の大学教育に疑問を持ち始めた。まずは母校に働きかけ、何か変えたいと思っている。

・会社が元気になれば家族も元気になり、子供達も元気になるという考えの下、企業内親子教育をテーマとした社内ベンチャーに挑戦することが目標。パイオニアとして子供達が活き活きとチャレンジできる社会を創りたい。


政治でイノベーション

・市民勉強会への参加を機に、政治と市民の間にあるコミュニケーションギャップを感じた。政治家になるか、社会企業的アプローチを視野に入れ、政治におけるイノベーショエッジに向けた具体的行動を、卒塾後に起こしたい。


その他

・ 1.出来ない理由を探さない自分になりたい。
  2.メンバーそれぞれの強みを、グループのいいところとしていきたい。
  3.良い社会とは何か?自分ができることは何か?を考える機会としたい。

・今の行動基軸の一つである音楽活動と育児中の妻が放った何気ない言葉を受け、「音楽活動」と「子育てができる社会環境」を結びつける行動を開始。元気塾でも多くのエネルギーを集めて1年後には“ドン!”と、自分なりの仕事を創造したい。

・某外資系金融機関での秘書業務の傍ら、大学院でMBA取得に向け挑戦中。マネジメントが身近にいる環境、MBA、元気塾での学びを通じ、自身にできることを見つけ、社会に問題提起していきたい。

・製造業を営み景気に左右される両親をみて、金融という手段で実態経済を安定化させたいと外資系金融機関に就職。PC画面と向き合う日々を送るも、対外的な業務も増えたため、さまざまな背景を持つ人とのコミュニケーションを元気塾に求める。

感想 -講義を終えて-

レポート担当者の所感

倉中さん
塾生のやりたいと思っていることで話が盛り上がったことに共通したのは、今世の中に存在する「アンバランス」なことに、如何にバランスを持たせるか!? ということだと感じた。様々な背景を持つ方が「日本を元気に」という想いのもと、各々の目標を持ち米倉塾に集っているが「社会のアンバランスを何とかしたい!」という想いも、共有できるのではないかと思う。バランスに関する議論には以下のものがあった。

 ○ 飲食店における酒類の価格とその他費用のバランス
 ○ 先進国と途上国における富のバランス
 ○ 個人の自己実現と子育てのバランス
 ○ 生産現場と消費者、飽食と飢餓のバランス

今後の活動を通し、塾生同士が互いに共感・共鳴できる箇所を見つけながら意見を交換し、具体的な行動を起こしていくことが出来れば、より実りの多い一年間になると感じた。そのために、まず自分は他の塾生の意見に対し共感を持って耳を傾け、その人がしたいことの実現のために「自分は何を提供できるか」という視点で、アウトプットをしていきたいと思う。


西川さん
各々の思いをレポートに落とし込むことは、伝えたい事の“本質”を意識することでもあった。
「本当に伝えたいこと」を忠実に言葉にできる人は少ない。大勢の前で話すことに慣れない人や、内容が纏まらないうちに話し出した人もいたのではないか。
そんな塾生の思いを(「言葉不足だった」と感じているであろう部分も推し量り)数行にまとめた。まさに、Know HowではなくKnow Whoのスタートラインであったと感じている。残る23名の発表時にも、ぜひレポート作成を担当したい。

講師コメント

今回の講義を通じて、先生はどのように感じたのでしょうか?


熱いそれぞれの想い、多様性、可能性を感じました。
君たちの想いの勢いにまかせたため、時間が足りなくなりましたが、想いはコントロールできないものなのです。今回発表できなかった人、ごめんよ。次の機会をもうけるので、そのときに熱い想いをぶつけてください。

参考図書

「米倉先生の講義をより理解するための図書」がチューター清水さんより紹介されました。

勇気の出る経営学

米倉誠一郎
筑摩書房

なぜ、この人は次々と「いいアイデア」が出せるのか

ロバート・サットン
三笠書房

経営革命の構造

米倉誠一郎
岩波書店


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