日本元気塾
髙島塾の活動報告
日本元気塾
更新日 : 2010年06月23日
(水)
第12回 2010.4.15(木)
塾生による卒塾課題の発表。自身のキャリアを踏まえ、仕事に関係のある業種でのプランを作成する塾生もいれば、まったく違う業種で勝負する塾生もおり、今回も高島塾らしく個性光るプランが出揃った。
講義レポート






■ クイックアジア Iさん
羽田から短時間行けるアジアを中心とした都市(当初は上海、台北、ソウル)に特化した情報提供サービス。情報の提供だけでなく、チケット販売、現地人脈との交流もコーディネートするという、包括的な提案。
■ Japan Beauty Materials Mさん
「日本のポテンシャルを活用しよう」をテーマに伝統的な天然素材(竹や鉄、石等)を輸出するビジネス。日本の伝統文化の海外での受容度は進んでいるが、プロダクトの浸透はいまひとつ。これを好機ととらえ、海外市場をメインに素材ビジネスの立ち上げを目指す。すでに確立されたラグジュアリーブランドをレバレッジ、そのブランドバック等の部材として日本の洗練されたマテリアルを組み込んでもらい、商品価値を高めるだけでなく、同時に部材自身のブランディングも目指す。BtoBで足場を固めたら、BtoCへと展開し、自ら消費者向けブランドを立ち上げる構想。
■ FARMER’S RESTAURANT Nさん
美味しくて、地球にもやさしい、無農薬・無化学肥料の野菜を世の中にもっともっと広めるために、その素晴しさを体感できる“場”を作り、食の喜びや楽しさを連続させ、循環させる仕組みを作りたい。との思いのこもったビジネス。いわゆるベジタリアン向けに、有機野菜メインのレストランは登場しているが、初心者にはとっつきにくい。そのハードルの高さを逆に好機とし、気軽に楽しめる野菜中心の食事に関するビジネスモデルを提案。
■ Always Reading Caravan Tさん
貧困や障がいの為に読む機会を奪われている人々の状況を改善する、とのビジョンのもと、タイで移動式図書館という形式での社会貢献的ビジネスの提案。実際に活動を開始している活動を日本からサポートする、とのことであり、新聞記事等を交え具体的な発表があった。塾生からもコラボレーション先に関する具体的な情報が出ていた。
■ Hybrid order site Sさん
ファストファッション全盛の時代だが、「愛着」を切り口に、愛着の湧かないファストファッションよりも自分で選んだより愛着のわく「オーダーメイド」で価値を提案。ネットを駆使し、バックや靴など普段使いのものを気軽にオーダーメイドできる仕組み。将来的にはカフェとのコラボを通じて広告ビジネス的な展開も視野に。
■ スポーツアパレルブランド Uさん
既存スポーツアパレルブランドに対する問題意識(カッコイイものは高い、安いものはダサい)をベースに、綿密な業界構造分析、市場調査等に基づき、新しい日本発のスポーツブランドを提案。大会本番よりもスポーツシーンの大半を占める練習シーンに着目したビジネス。Uさんの熱い思いが込められた内容だった。
羽田から短時間行けるアジアを中心とした都市(当初は上海、台北、ソウル)に特化した情報提供サービス。情報の提供だけでなく、チケット販売、現地人脈との交流もコーディネートするという、包括的な提案。
■ Japan Beauty Materials Mさん
「日本のポテンシャルを活用しよう」をテーマに伝統的な天然素材(竹や鉄、石等)を輸出するビジネス。日本の伝統文化の海外での受容度は進んでいるが、プロダクトの浸透はいまひとつ。これを好機ととらえ、海外市場をメインに素材ビジネスの立ち上げを目指す。すでに確立されたラグジュアリーブランドをレバレッジ、そのブランドバック等の部材として日本の洗練されたマテリアルを組み込んでもらい、商品価値を高めるだけでなく、同時に部材自身のブランディングも目指す。BtoBで足場を固めたら、BtoCへと展開し、自ら消費者向けブランドを立ち上げる構想。
■ FARMER’S RESTAURANT Nさん
美味しくて、地球にもやさしい、無農薬・無化学肥料の野菜を世の中にもっともっと広めるために、その素晴しさを体感できる“場”を作り、食の喜びや楽しさを連続させ、循環させる仕組みを作りたい。との思いのこもったビジネス。いわゆるベジタリアン向けに、有機野菜メインのレストランは登場しているが、初心者にはとっつきにくい。そのハードルの高さを逆に好機とし、気軽に楽しめる野菜中心の食事に関するビジネスモデルを提案。
■ Always Reading Caravan Tさん
貧困や障がいの為に読む機会を奪われている人々の状況を改善する、とのビジョンのもと、タイで移動式図書館という形式での社会貢献的ビジネスの提案。実際に活動を開始している活動を日本からサポートする、とのことであり、新聞記事等を交え具体的な発表があった。塾生からもコラボレーション先に関する具体的な情報が出ていた。
■ Hybrid order site Sさん
ファストファッション全盛の時代だが、「愛着」を切り口に、愛着の湧かないファストファッションよりも自分で選んだより愛着のわく「オーダーメイド」で価値を提案。ネットを駆使し、バックや靴など普段使いのものを気軽にオーダーメイドできる仕組み。将来的にはカフェとのコラボを通じて広告ビジネス的な展開も視野に。
■ スポーツアパレルブランド Uさん
既存スポーツアパレルブランドに対する問題意識(カッコイイものは高い、安いものはダサい)をベースに、綿密な業界構造分析、市場調査等に基づき、新しい日本発のスポーツブランドを提案。大会本番よりもスポーツシーンの大半を占める練習シーンに着目したビジネス。Uさんの熱い思いが込められた内容だった。
講義を終えての所感
レポートを担当した、村田さんの感想は…
先生からもコメントがあったが、「ビジネスのネタは身近なところに潜んでいる」。
新しいビジネスにとって必要なものは、なにも難しい技術や奇想天外なビジネスモデルではなく、普段の生活における気付きだということを改めて学ぶことができた。感度を高く毎日を生きていれば、そこらじゅうにビジネスのネタは転がっているはず。ネタがないないとネットサーフィンをする前に、街に出てみるべきだと感じた。
「あれこれ説明してお客さんが納得したとしても、買うとは限らない」とは髙島先生の教えだが、今日提案があったビジネスのうちいくつかは、説明の必要もなく少なくとも塾生の心にグッと来ていたものがあったようだ。
次回の発表で最後。一年共に学び顔見知ったはずの塾生同士だが、発表を聞いて新たな側面を発見できることも多い。もちろん、発表の合間に挟まれる先生のコメントも毎回唸るものばかり。次回の発表も大いに楽しみだ。
新しいビジネスにとって必要なものは、なにも難しい技術や奇想天外なビジネスモデルではなく、普段の生活における気付きだということを改めて学ぶことができた。感度を高く毎日を生きていれば、そこらじゅうにビジネスのネタは転がっているはず。ネタがないないとネットサーフィンをする前に、街に出てみるべきだと感じた。
「あれこれ説明してお客さんが納得したとしても、買うとは限らない」とは髙島先生の教えだが、今日提案があったビジネスのうちいくつかは、説明の必要もなく少なくとも塾生の心にグッと来ていたものがあったようだ。
次回の発表で最後。一年共に学び顔見知ったはずの塾生同士だが、発表を聞いて新たな側面を発見できることも多い。もちろん、発表の合間に挟まれる先生のコメントも毎回唸るものばかり。次回の発表も大いに楽しみだ。
講師コメント
今回の発表内容は、“ほのぼの”と“身近なもの”がテーマとして多くあげられ、聞いていて心が温まりました。
心にグッとくるプランは理屈抜きで「欲しい」と思わせる力があります。きっと、そこにビジネスチャンスがあるのだと思います。
一年間の塾を通じて、それぞれが人を喜ばせる商品やサービスとはどういうものかを考えてきました。お客様が「買わない」という選択肢を持っていることを忘れずに、さらにプランを磨いてほしいと思います。
心にグッとくるプランは理屈抜きで「欲しい」と思わせる力があります。きっと、そこにビジネスチャンスがあるのだと思います。
一年間の塾を通じて、それぞれが人を喜ばせる商品やサービスとはどういうものかを考えてきました。お客様が「買わない」という選択肢を持っていることを忘れずに、さらにプランを磨いてほしいと思います。
定点観測
アンケート集計

※数値はオンラインの出席者アンケートより
日本元気塾では、講義後に出席者へのアンケートを実施しています。出席率、元気度を毎回集計し、報告いたします。
髙島塾の活動報告 インデックス
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第1回 2009.6.25(木)
2009年07月16日 (木)
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第2回 2009.7.16(木)
2009年08月03日 (月)
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第3回 2009.7.30(木)
2009年08月26日 (水)
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第4回 2009.9.17(木)
2009年10月21日 (水)
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第5回 2009.10.8(木)
2009年11月25日 (水)
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第6回 2009.10.29(木)
2010年01月13日 (水)
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2010年06月30日 (水)
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