日本元気塾

藤巻塾の活動報告

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更新日 : 2010年06月02日 (水)

第11回 2010.3.9(火)

講義レポート

「タベアルキスト」マッキー牧元こと、ビクターエンターテイメント株式会社 事業開発室 制作本部シニア プロデューサーである牧元裕之氏を迎え、今回のセッションでは「食」と「音楽」をテーマにお話いただきました。

藤巻塾11回
ビクターエンターテイメント 事業開発室 制作本部シニア プロデューサーの牧元裕之氏

 2009年度東京の外食事情トレンドと方向性~2009年度個人的美食~
食べ歩いたお店の情報は全部メモに残し、そのノートは80冊に達するというマッキー牧元氏。牧元氏から見た近年の外食事情をお話いただいた。

<過去5年間の傾向> ※配布資料より抜粋
2004年~2005年 ブーム変革の時代
2006年 大ブーム無し ~外食成熟、飽和の時代~
2007年 さざ波ブーム~変化の時代から停滞と模索の時代へ~
2008年「安全、安心 健康、コスパ」~食の根源認識と混乱の時代へ~
2009年 ~原点回帰・序章~
2010年「混沌と本質の狭間」~飲食本来の価値が問われる時代~


2009年は、農家が食堂をやったり、ベテランシェフが地元に戻り郷土の食材を使う名店を出すなど、食材・調理法・食べる意味・安全・価格・郷土・健康にこだわる傾向。 世界料理サミット開催、相次ぐ食の事件や、食の低価格化、ノンアルコールビールのヒットなどが10大ニュースとして挙げられる。
2010年は、システム、マニュアルの時代から、職人や人間性の時代となる。健康美食、郷土料理の発掘、B級グルメの見直し等も起きるだろう。

さらに牧元氏が選ぶ<2009年のベスト5>、<2009年安くてうまいベスト3>を教えていただいた。

東京だけでなく地方にすごく美味しい店があり、そういうお店がひとつあることで非常に経済効果がある。実際、ベスト1位には角館「じん市」の松茸のポタージュ、フォワグラのホットケーキが、安くてうまいベスト1位には気仙沼「福よし」のきんきの塩焼き(2,000円)とその食べかすで作った汁、あるいは牡蠣の串焼きがランクインする。

以下、牧元氏が引用したフランス味覚研究所会長ジャック・ピュイゼフ氏の言葉を記載します。
「その土地を語ってくれる食べ物と付き合わなければいけない」
「ものを食べるということは、身体を養うだけではなく、精神を養い、記憶を養うものだ」
「食べることの教育をしっかり受けていない人は、あるいは何も訴えかけてこない食品、ごまかされた食品しか食べてこなかった人は、感性が発達せず、語彙も不足がちになる」
「健康とは、身体的、精神的、社会的、すべての面においての完全好状態のことであり、単に病気や身体の不自由なことを指すものではない」

藤巻塾 11回
藤巻塾 11回
藤巻幸夫氏
 音楽が明るい未来を作る。音楽で元気にする。音楽を元気にする。
牧元氏の本業は音楽事業。現在は「エンタテインメントラボ牧元ルーム」の所長として、音楽でできること、音楽で変われること、音楽でつなぐこと、を追求しています。

・CD、音楽配信の売上は頭打ちであるが「音楽」は、元気な未来を創り出すキーワード。
企業や地域のソリューションに、音楽は使えないか。

・ハッピーミュージックサイクル=仕組みづくりが大事。音楽は、人(家族・友人・同士)とshare(共有)し、生活とsynchronize(同期)させることで深化していく。

・脳内情報の40%は「聴覚」。「聴覚」に訴えかけることで、消費者のアタマ(知覚)に、イメージを効率的に蓄積させることができる。

これらをふまえた新しいビジネスを考えている。音楽は必需品、必要だと思ってもらう。音楽は可能性をもっているということを信じている。


 中間報告シートについてのフィードバック

藤巻塾の卒塾課題は「それぞれ今おかれている仕事の中で何を達成したいか。“具体的”アクションプラン」を作成すること。4月末の最終提出の前に、一旦2月に中間報告を提出しました。
牧元氏の講演後、中間報告に対する藤巻さんのフィードバックがありました。

 ・ せっかく元気塾に入ったのに、全般的に心に響かず小さくまとまっておりもったいない
 ・ まず大きいビジョンを持ち、それを達成するための身近で具体的な一歩を示せ
 ・ 時間軸とコスト、費用対効果、プライオリティを盛り込め

感想 -講義を終えて-

レポートを担当した原園さんの所感

「食べ歩きのきっかけは単純に食いしん坊だったから」というマッキー牧元氏は「自然体の熱い方」であった。今回は本業である「音楽」のお話しはもとより、「食べ歩き」に関しては、その知識の豊富さと奥深さ、そして得体の知れなさに圧倒された。「味の手帖ブログ」や書籍ではお馴染みであったが、ご本人から直接聞く最新情報などは非常に価値あるものであり、本業と副業?の両方をやりながら、それぞれの道でプロになるということを実践されている牧元氏のオーラを肌で感じる貴重な機会であった。個人的ですが自分が関わるエキュートに対して、「エキュートのショップは全てクリアした。品川の魚惣菜のお店はコストパフォーマンスが非常に高い」という評価をいただき感無量であった。
また、講義後半、藤巻さんより卒業レポートの中間報告について、個人毎に添削していただくなど、「愛」ある厳しい活入れをいただいた。活動終了に向け、再度モチベーションが上がる内容であった。

講師コメント

講義を終えて藤巻さんは、どのように感じたのでしょうか?

牧元さんは、本当にこだわりの人です。1つの顔は音楽業界から日本を元気にする新しい改革を目指していて、もう1つの顔は食の世界でトップをいく専門家。日本全国を食べ歩き、「味の手帖」に連載中のコラムも秀逸です。最高にユニークで、スペシャル。唯一無二の存在だと思います。僕も気になったところには必ず足を運ぶし、興味のある人には必ず会いに行きます。何事も、とことんまで追及することで見えてくるものがある。まずはアクション!
卒塾課題も、読んだ瞬間に行動、アクションが見えるように一歩踏み込んだプランを期待します。

定点観測

アンケート集計

※数値はオンラインの出席者アンケートより

日本元気塾では、講義後に出席者へのアンケートを実施しています。出席率、元気度を毎回集計し、報告いたします。

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