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活動レポート

ソーシャル・アントレプレナーシリーズがスタート!

~第1回はミチコーポレーション代表取締役 植田紘栄志さんにお話いただきました~

ライブラリートーク

【ライブラリートーク・レポート】
ソーシャル・アントレプレナーシリーズ 第1回
     ~ゾウのウンチから考える環境ビジネス~
スピーカー:植田 紘栄志(株式会社ミチコーポレーション 代表取締役)
2010年01月13日(水)開催

植田紘栄志さん(株式会社ミチコーポレーション 代表取締役)
植田紘栄志さん(株式会社ミチコーポレーション 代表取締役)
2006年にノーベル賞を受賞した、グラミン銀行の創設者であり経営者であるムハマド・ユヌス氏の存在によって、その社会的意義について世界中の人々が注目したソーシャル・アントレプレナー。社会性と事業性を兼ね備えた新しい産業体として日本でも期待されています。
2010年1月から3月にかけて、NPO法人ソーシャル・イノベーション・ジャパンとのコラボレーション企画として、毎回若手の社会起業家をスピーカーをお迎えし、シリーズを通じて、事業性と社会性の両立が可能なのか?という問題について考えていきます。

シリーズ第1回は、株式会社ミチコーポレーション 代表取締役 植田紘栄志さんにお越しいただき、企業に至るまでの波乱万丈なストーリーをお話いただきました。実は最初から社会起業家を意識していなかったという植田さん。なんとか自分で事業を成功させたいと、いろいろな可能性を考えたどり着いたのが、“ぞうのウンチ”。
あるきっかけで、当時渡航勧告が出ていたスリランカに渡った植田さんを待ち受けていたのは色んな物が混ざったゴミの山々。そこでまずはペットボトルのリサイクルを足がかりに、現地でのビジネスの可能性を探ります。スリランカでは森林伐採のために住むところを失った象が民家を襲うという被害が多発しており、年間240頭もの象が射殺されていたそうです。そこで植田さんは「住む場所をめぐって人と象が争っている。どうにか共存できる方法はないのか・・・」と、象の糞をリサイクルし現地で物を生産し、外貨を稼ぐということを思いつきます。そこで開発されたのが「ぞうさんペーパー」。「ぞうさんペーパー」によって人と象がビジネスパートナーになったという植田さんの視点には驚かされます。

ライブラリートーク会場の様子
ライブラリートーク会場の様子
事業を営む上では、利益は重要です。同時に、植田さんはその他にどのようなメリットがあるのか?について直感で判断し進まれてきました。多くの人の手によって作ることができる物を広め、地域を活性化したいという植田さんの想いに曇りはありません。

「ただのバイヤーではなく、現地にいって一緒に経験しているからこそ、共感してもらえる部分は多い」と自ら現地に行き経験しているからこその説得力と、人を知らずして巻き込んでしまうパワーが植田さんの更なるビジネスの可能性を広げているのではないでしょうか。

植田さんの飾らないお人柄と、数々の波乱万丈のエピソードに会場では驚きと笑い声が響く大変楽しい時間となりました。
是非、次回以降もお楽しみに!

関連書籍

ラナシンハ,ツシッタ/作 秋沢淳子/訳
ミチコーポレーション;英治出版

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