academyhills Note
活動レポート
「オトナのための国語の時間」はプロによる朗読付きのリュクス(贅沢)な時間!
ライブラリートーク
【ライブラリートーク・レポート】
日本のことばシリーズ 気ままに読み込む近代文学2
~白樺派・志賀直哉作品の魅力とは~
スピーカー:あんの 秀子(フリーライター)
遠藤 由美(朗読家)
2009年12月22日(火)開催
左)あんの秀子さん 右)遠藤由美さん
志賀直哉という名前を聞いて、「今でも頻繁に読んでいる」、「好きな作家だ」という方は少ないのではないでしょうか。 どちらかというと、「学生時代に教科書に出ていた」、「名前だけは知っている昔の人」というような、「縁遠い」感じがしてしまいますね。 ところがあんの秀子さんによる「オトナのための国語の時間」では、まず、プロの朗読家の遠藤由美さんに、志賀直哉の短編、『范の犯罪』を30分にわたって朗読して頂くことから始まりました。読んだことのない人でも、ぐいぐいと物語に引き込まれていく朗読の魅力に、まずはうっとり。急に身近なものになりました。
そこへ書跡研究家の飯島太千雄さんがサプライズ・ゲストとして登場。今では珍しい、丁寧に作られた昔の志賀直哉の本の装丁にある題字の変遷を、書としての観点からご解説頂きました。
会場となったグレートブックス・ライブラリー は、まさに今回のような親密な情報交換のためにある「場」。目の前で本を読むプロフェッショナルの声の迫力に圧倒されます。
そこへ書跡研究家の飯島太千雄さんがサプライズ・ゲストとして登場。今では珍しい、丁寧に作られた昔の志賀直哉の本の装丁にある題字の変遷を、書としての観点からご解説頂きました。
会場となったグレートブックス・ライブラリー は、まさに今回のような親密な情報交換のためにある「場」。目の前で本を読むプロフェッショナルの声の迫力に圧倒されます。
あんのさんからの解説や質問の投げかけに応え、ライブラリーメンバーからはすぐに『范の犯罪』に対しての感想やご自分なりの解釈が披露されました。参加者は学生から会社員、はては文筆業の方まで、六本木ライブラリーらしくまさに様々。そのためコメントは多岐にわたり、それぞれに「なるほど。そういう観点もあるのか」と聞いている参加者に思わせるものでした。
大人になるとそれぞれ経験や好みも異なり、自分なりの本の読み方が存在します。
また、他の人のコメントを聞くことによって、自分自身の意見も深化していくこともよくわかりました。学生の頃の国語のテストの正解はひとつだけでしたが、オトナであるライブラリーメンバーには、多様な読み方があって当然なのです。
それら全てを受け止めて、幅広い知識を持って答え、ファシリテイターとしての役割を行って下さったあんの秀子さん。あんのさんなしでは成り立たないリュクス(贅沢)な時間です。
一人で読めば15分程で読み終えてしまう短編の中に、1時間のディスカッションでは足りない程、様々な意味や、「小説の神様」と呼ばれる志賀直哉のテクニックが込められていることを痛感させて頂きました。
出席者の殆どが個人としての解釈を発言し、お互いに学び合ううことができた、素晴らしい夕べでした。
大人になるとそれぞれ経験や好みも異なり、自分なりの本の読み方が存在します。
また、他の人のコメントを聞くことによって、自分自身の意見も深化していくこともよくわかりました。学生の頃の国語のテストの正解はひとつだけでしたが、オトナであるライブラリーメンバーには、多様な読み方があって当然なのです。
それら全てを受け止めて、幅広い知識を持って答え、ファシリテイターとしての役割を行って下さったあんの秀子さん。あんのさんなしでは成り立たないリュクス(贅沢)な時間です。
一人で読めば15分程で読み終えてしまう短編の中に、1時間のディスカッションでは足りない程、様々な意味や、「小説の神様」と呼ばれる志賀直哉のテクニックが込められていることを痛感させて頂きました。
出席者の殆どが個人としての解釈を発言し、お互いに学び合ううことができた、素晴らしい夕べでした。
関連書籍
あんの秀子芸文社
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今回レポートした「ライブラリートーク」をはじめとしたイベント、ネットワーキングの場としても活用されています。
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