六本木ライブラリー

‘こわい’‘あやしい’~日本のこころ
<展示&ライブラリーメンバーイベントを開催>

更新日 : 2017年07月31日 (月)


アカデミーヒルズのエントランス・ショーケースでは、7月下旬より『‘こわい’‘あやしい’〜日本のこころ』と題し、暑い季節に一服の涼、「ひやっと」する絵本をテーマにした展示を開催しています。
 

少しでも暑さを紛らわそうと、夏になると流行りだす、怪談話やお化け屋敷。
なぜ流行るかといえば、お盆の時節に合わせてご先祖様が里帰りすることもあるでしょうが、もとは江戸の庶民文化である、夏芝居や夏高座などに由来しているようです。

特に子供は「見たくない」とは言いながらも、こわい・あやしいお話が大好き。「こわいこわい」と言いながら、ついつい夢中で見聞きします。

今回の展示は、平凡社刊・別冊太陽『こわい絵本』『あやしい絵本』に紹介されている、さまざまな「こわい」「あやしい」絵本を集めてみました。



たとえばこちらは、13世紀に実際に起こった出来事の伝承話である『ハメルンの笛ふき』。
子供ながらに怖い話だったと記憶していたのですが、あらためて読んでみると、今でもやはりこわーい物語でした。



こちらは2011年に出版され、世界中で話題になった、ショーン・タン作『アライバル』。
静かなトーンで展開する本書には台詞が一切無く、読み手がその物語を自ら紡ぎ出してゆきます。



こちらは京極夏彦原作による『ことりぞ』。
誰もがかつて感じたような「あやしい」世界が広がります。
「なにかいますか?」「なにもいません」
うーん、こわい。



幽霊やお化けを「こわい」「あやしい」と感じる気持ちは、幼いころの経験によるものと思われますが、その気配や雰囲気は今でもやはり都市伝説のように、身近な日常に潜んでいます。





9月中旬まで開催されている今回の展示。
暑さを忘れて「こわいあやしい」絵本の世界に赴いてはいかがですか。

企画・監修:ライブラリーフェロー・澁川 雅俊
協力:平凡社 別冊太陽

※エントランス・ショーケースは会員制ライブラリー施設内にありますので、閲覧をご希望の際には必ずメンバーズ受付へお立ち寄りください。






ライブラリーでは、展示に関連したメンバーイベントを8月下旬に開催予定です。
詳細は決まり次第「イベント予定」のページにてお知らせいたします。

【ライブラリーメンバーイベント】
「‘こわい’‘あやしい’〜日本人のこころ」
開催日:8/28(月)
スピーカー:竹内 清乃(別冊太陽 編集長)/柴田 こずえ(編集者)
ファシリテーター:澁川 雅俊 (アカデミーヒルズ ライブラリーフェロー)


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