六本木ヒルズライブラリー

地球儀の技術と文化~地球儀の話と地球儀博物館・製作工場現場見学~

天空のマップ・カフェ

メンバーズ・コミュニティ
更新日 : 2015年02月24日 (火)

開催日:2014年12月13日(土)14:00~15:00


平成26年最後の天空のMap Cafeは、株式会社渡辺教具製作所取締役会長渡辺美和子氏をお迎えして地球儀の魅力、地球儀天球儀等製作の現場についてお話頂きました。
渡辺教具製作所は昭和12年築地の地に渡辺雲晴氏によって創業されました。築地本願寺の依頼で創業したという経緯があり、創業者雲晴氏自身浄土真宗の僧侶の資格もおありになった方だそうです。また当時海軍水路部が築地にあったという縁もあるようです。
現会長の渡辺美和子氏は四代目の社長。三代目が逝去されて後、息子さんへのバトンタッチまでのつなぎのおつもりだったそうですがすっかり地球儀の魅力にはまってしまったとのことです。「Learning through the Universe」の気持ちをいつも胸に宇宙を通じて地球を通じて学び続ける、自社の製品がそのきっかけになればと考えていらっしゃいます。


六本木ライブラリーのグレートブックスライブラリーでの講話に引き続いて、こんどは草加市の本社に場所を移しました。
そこで製造・販売の現場を案内して頂き、併設されている地球儀地図関連と鉱物の博物館を見学しました。
量産品は球状を機械で製作しますが基本的には職人さんの完全手作りだそうです。印刷は平面にしかできませんが、最終製品は立体の球状ですから紙の繊維の方向(紙の目)や伸縮などにとても気を使うそうです。球面に地図を貼り付けてあたりがずれたら商品になりません。
併設されているミニ博物館も貴重な鉱物や地図・地球儀等が展示されています。中でも注目だったのは戦後米国陸軍地図局が作成した日本各地の立体地図でした。現会長が倉庫を整理していたら偶然発見されたそうです。とても精密でまた極めて保存状態の良い貴重な資料です。
参加者のほとんどの方に六本木から草加の移動にご参加いただきました。
また、無事にイベントを終えることができました。ご参加のみなさまありがとうございました!


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