六本木ライブラリー

今回のテーマは「チラシを作ろう」。効果的なチラシ作成のポイントとは?

~ 第43回 個人事業研究会公開講座 ~

更新日 : 2011年05月24日 (火)

開催日:2011年5月12日(木) 19時15分~21時15分

テーマ「チラシを作ろう」



今回のテーマ『チラシを作ろう』でした。
自己紹介後、有効な宣伝効果が得られるチラシデザインについて話し合いました。
その後、実際にそのメソッドに沿った方法で、各人で企画を考え発表し、全体で議論します。最後に、パワーポイントを使って実際のチラシ作りを行いました。

【チラシを作る前の注意点】

まず、どのようなチラシを作成するか、意図的に考えておかないと、全く意味の無いものになってしまいます。

【チラシの種類】

チラシは、イメージチラシとダイレクト・レスポンス・マーケティング(以降DRM)の2種類があります。
●イメージチラシ
イメージチラシは会社の認知に重点をおきブランドを上げるためで売上には直結しない
欠点は効果が測定出来ない
●DRM
DRMは売上に直結する
DRMは認知させるブランドとは関係ない

レスポンスを効率的に得る例を挙げると、テレビショッピングを注意深く観ていると気が付きます。
『今から30分以内にご注文いただくとプレゼントが!』などと制限をかけるとユーザーも具体的に動く事が出来る。
無料プレゼントとしても、何件レスポンスがあったか記録をとることで次に繋げることができます。
テレビショッピングを手がけるまでいかなくても、DRMは個人事業主でも有効です。

【DRMの具体例】



DRMの種類によって書き方にコツがあります。
例1:ハガキDRMの場合、連絡が不要なら、ハガキに大きく×をつけてFAXしてもらい×がついたFAXが無いのなら到着したかどうか確認連絡してもいいという解釈ができます。
例2:封筒DRMの場合、送付資料封筒を開封してもらいたい時のコツ。ボールペンなど封入して、触った時に感覚が違うだけで開封してもらえます。ティッシュなどでもOK。
例3:ストーリーを書く
1.こういったことで困っていませんか
特定の人に対して、お困りごとを指摘します。
2.今はこういうことをしていますよね
現状は手間やお金がかかっていることを指摘します。
3.こういった手法はどうでしょう
提案をします。
4.でも受け入れがたいですよね
誰しも提案されると反発したくなるので、反論に備えます。
5.証拠があります
具体的な証明を見てもらいます。お客様の声でもOKです。
6.アクションを指定
プレセントを差し上げるので、今すぐお問い合わせください、30分以内に連絡してくださいなど。

【チラシを作るにあたって】

チラシ作成5要素に沿って考えます。
1.誰に 
2.何を
3.どうするの
4.裏付(なんで?)
5.具体的に何をすればいいの?

(例)
1.働きざかりの美容を意識する20代前半の女性に
2.クランベリーと炭酸のジュース
3.夏のランチタイムの休憩中に気軽に飲めます。コンビニで買ってください。
4.夏は炭酸が飲みたくなるのとクランベリーはビタミンCが豊富で美容にもいい
女性の永遠のテーマである『赤・ピンク』
活発的な感情を抱かせる色でもあるので女子力アップとカラーセラピー効果を狙って。
もしくは
普通のジュースと違いを出すために新鮮なクランベリーをご注文いただいてからミキサーにかけます。などと伝えるといい
5.今すぐご感想をお寄せください。先着50名様には素敵な携帯ストラップをプレゼント。

チラシ作成のポイント:ユーザーに合わせて宣伝内容を変える

【補足:少しでも集客できるチラシとは】

1.募集人数を最初から最小限にしぼっておきます。たくさんの人を対象にするとチラシ作成5要素の「誰に」がぼけてしまいます。
2.小説の宣伝にしても『買ってください』と直接的に書かないようにします。
『この小説はすごい』とつぶやくだけで中身が気になって手にとっていただけます。
3.チラシは文字だけでは読んでいただけない。
漫画などを使って目に引くようにするだけで多くの人に読んでもらえます。

【チラシ印刷にあたり】

1.チラシ制作は余裕をもって作ります。
制作したら3日間ほどおいて見直します。急ぐと冷静さが足りないので印刷に出した後から、こうしたら良かったということが必ず見つかります。
2.印刷も急げば急ぐほど高くなります。割引される日程を見込んで発注すると良いでしょう。
3.PDFファイルでの入稿が出来る印刷屋さんも増えました。
個人事業主でも安価にチラシ作成が出来ます。

【感想】

いつも仕事に関係することに限らず、欲しい情報は書店やネットなどで頭に入れている『つもり』でした。しかし、勉強会を通じて、実際にチラシ制作をしたりアイデアを出したりすることで『つもり』→『やってみた』のステップに行きました。
『やってみた』→の次はそれぞれですが何事にも試す事は大事だと確認しました。

モデルが着ていた服を自分が着ても似合うと思って試着室に入ったらまったく似合わなかったと同じように、袖を通す(実際にやる)事で、見えてくることがあります。
今回の勉強会は私個人的に非常に役に立ちました。
やはり職種・学歴・役職など関係なくアイデアや思考を共有するだけで想像していなかった事が創造されていくので面白いです。
※今回はライブラリメンバー川畑舞香さんにレポート作成をお願いしました。
 個人事業研究会 会長 木村尚義


次回の個人事業研究会テーマ

「出版企画を作ってみよう」

個人事業、とりわけ資格が不要なコンサルタント業では、著書を持っているかどうかは重要です。
なぜなら、著書はお客様から依頼される条件だからです。
どのような出版企画をどこに持って行けば持って行けば良いかを研究します。
また、出版企画から本が店頭に並ぶまでの過程と印税について紹介します。
既に独立されている個人事業主もちろん、独立準備の方、人脈形成をしたい方、初参加も歓迎です。