六本木ヒルズライブラリー

子どもの防犯からテロ対策まで
安全インストラクターに聞く、私たちができる“安全術”とは

武田 信彦 (安全インストラクター) 

ライブラリーイベント

【ライブラリーメンバー対象】 
※「マイページ」よりお申し込みください。

日時

2016年11月14日 (月)  19:00~20:30
終了しています

内容

【概要】

「治安対策の主人公は一般市民です。
  ひとりひとりの安全意識は、誰かを助ける力にもなるのです。」

 東京オリンピックにむけて、テロ対策など「安全」が注目されています。
 「世界一安全な国」ともいわれる日本ですが、日々メディアをとおしてさまざまな事件が報道され、さらに、国際テロ組織からもテロの標的と名指しされるなど、決して安心できる状況ではありません。

 一方、全国に広がる「防犯ボランティア」は、通学路などで地域の人々や子どもたちの安全を見守っています。日本の地域防犯は、警察や自治体が一般市民と協働するかたちで進められています。その指導や助言を行う「安全インストラクター」として全国で活躍しているのが、武田信彦さん。子どもたちへの安全セミナーや、防犯研修会、講演の講師など、その依頼は年間150件を超えています。

 この夏、㈱ウェッジから新著「もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル」が発売されました。防衛、化学、国際テロなどのスペシャリストたちとコラボして、一般市民ができるテロ対策をまとめた一冊です。

 今回は、子どもの防犯からテロ対策まで、「いま、私たちにできること」について解説いただきます。また、後半では、「すぐに身につく逃げるワザ」をレッスンしていただきます。



【スピーカー】武田 信彦 (たけだ のぶひこ)

1977年、ドイツ・ドュッセルドルフ市に生まれる。
1997年、慶應義塾大学在学中に国際的な犯罪防止NPOの活動に参加。渋谷、池袋など繁華街の夜間パトロールに従事。
豊富な現場経験をとおして「一般市民の防犯」「身を守る」について発信をはじめる。
2006年、フリーの安全インストラクターとして活動を開始。
2008年、安全のコツを伝えるプロジェクト「うさぎママのパトロール教室」を開設。
2010年、演出家とともに開発・実施する「あんぜんパワーアップセミナー」で第4回キッズデザイン賞優秀賞を受賞。


現在、「一般市民ができる防犯」をテーマに各種プログラムを展開中。
全国から年間約150件を超える依頼を受け、子どもたちから地域の大人たちまで幅広い世代に安全の大切さを伝えている。

参考図書
「もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル」(ウェッジ)
「SELF DEFENSE「逃げるが勝ち」が身を守る」(講談社)
「ガールズ☆護身術」(スタジオタッククリエイティブ)