六本木ヒルズライブラリー

慶應SFCのスタートアップシリーズ2016①
100年後も愛され続けるブランドへ-グラネス株式会社-(19:00~20:30)

【第1回 ゲストスピーカー】伊藤 妃実子(グラネス株式会社 代表取締役兼デザイナー)
【ファシリテーター】廣川 克也(SFCインキュベーションマネージャー)

ライブラリーイベント

【六本木/アークヒルズ/平河町ライブラリーメンバー対象】
※マイページよりお申込みください。
※同伴者はご参加いただけません。

日時

2016年10月13日 (木)  19:00~20:30 
終了しています

内容

【概要】

学生時代に起業し、来年10周年を迎えるグラネス株式会社。
職人と一緒にものづくりの事業を作るという厳しい世界に飛び込み、
会社を10年続けてきたご経験から、経営の難しさや楽しさ、
持続的事業の作り方、事業成長の秘訣等を語っていただきます。

伊藤さんご自身は老舗企業の経営に関する研究者でもあり、
その観点から、長寿企業の経営エッセンスについても語っていただきます。

価値ある事業を作り育てていくには何が必要か、
社会ニーズの本質を理解することや、個人の生き方に参考になるような
ことはないかなど、皆さんとともに議論いたします。


【ファシリテーター】
 廣川 克也 氏(SFCインキュベーションマネージャー)


【慶應SFCのスタートアップシリーズについて】
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)は、
1990年に慶應義塾大学の郊外型キャンパスとして開設され、
それまでの画一的な大学教育の在り方からいち早く脱却し、
新しいスタイルの語学教育や入試制度の改革、
24時間キャンパスなど多様なアイデアを取り入れ、
後に多くの大学が、その新しい取り組みに追従しました。
その教育方針により、現在までに実に多くの若き起業家たちを
輩出してきました。
慶應SFCのスタートアップシリーズ2016では、
昨年の「慶應SFCのスタートアップ実例に学ぶシリーズ」に引き続き、
SFC卒業生の起業家・創業者をゲストに迎え、
起業後に事業をいかに継続していくかなどについて、
体験談を交えながら語っていただきます。



伊藤 妃実子 (いとう ひみこ)氏 プロフィール

グラネス株式会社代表取締役兼デザイナー。
1987年8月7日生まれ。
祖父が建築関係の会社を創業、祖母の家系が明治・大正・昭和と、
材木商を営んでいたことから、事業を身近に感じて育つ。
建築家の元で絵画やデザインを学んだ後、慶應義塾大学在学中に
授業の一環で出場した社会起業家育成コンテストでの入賞をきかっけに、
二十歳でグラネス株式会社を設立。
日本の伝統的な職人技術を活かした純国産・MADE IN JAPANの
革製品を企画、デザイン、販売。
2012年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。
同年、創業300年の皇室御用達の老舗有田焼メーカー・香蘭社との
コラボテーブルウェアをデザイン。
2013年、軽井沢・脇田美術館とのコラボ絵画バッグをデザイン。
2014年、ジュエリーブランドSAINT RIVERとのコラボジュエリー発表。
その後も上場企業や老舗企業向け製品のデザインを手がけ、
2017年に10周年を迎える。 All Aboutファッションガイド。
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

廣川 克也 (ひろかわ かつや)氏 プロフィール

SFCインキュベーションマネージャー
1993年上智大学経済学部卒業、同年住友銀行入行。
1998年通商産業省(財)VECへ出向、債務保証審査事業、全国新規事業発展基盤調査事業、起業家精神涵養教材開発事業等に従事。
2000年7月銀行復帰、成長企業取引推進担当となり、ベンチャー企業、株式公開志向企業に対する将来性評価による融資業務を担当。
2004年1月同行退職、同年2月より北海道大学知的財産本部着任。
2005年12月より慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスインキュベーションマネージャーとして着任、起業家に対する事業計画作成、資金調達、販路拡大支援等を実施。
2008年4月よりKIEPコンソーシアム事務局長を兼任(2013年3月末まで)。2009年学生ビジネスプランコンテスト世界大会に慶應チームのアドバイザーとして参加、世界一を獲得。
2013年4月より財団法人SFCフォーラム事務局長就任。