六本木ヒルズライブラリー

カーティス教授の政治シリーズ2013
第1回:「政権交代で日本はどのように変わるのか」 

ジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授) 

ライブラリーイベント

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日時

2013年03月04日 (月)  19:15~20:45

終了しています

内容

今年で8年目を迎える「カーティス教授の政治シリーズ」がスタートします。
2013年も3回シリーズで開催します。乞うご期待。

■3月4日(月) 第1回「政権交代で日本はどのように変わるのか」
■4月3日(水) 第2回「日本の外交」(仮)
■6月下旬予定  第3回「参議院選挙で日本はどうなるか」(仮)

【第1回の概要】
1月下旬に行われた各種世論調査の安倍政権の支持率は、12月の発足時期よりも上昇しています。
しかし、経済ではデフレ脱却、外交ではTPP、対米・対中・対韓関係改善、そして国内では東日本大震災からの復興などの課題に対して、具体的成果を出さなければ、2009年の民主党への政権交代の期待外れと同じ状態に陥る可能性もあります。
2009年の民主党への政権交代では「官僚主導から政治家主導へ」と政策決定システムを根本的に変えました。今回の政権交代により、安倍政権は何を目指しているのでしょうか。憲法改正、経済政策、対中外交、戦後レジームの脱却等について、日本の政治を研究して50年になるカーティス教授に、日本の政治の歴史を通して、お話いただきます。
安倍政権の政治は、新しいのでしょうか、それとも古い自民党政治の復活なのでしょうか?
カーティス教授のお話をお楽しみに!


【ジェラルド・カーティス プロフィール】
1940年ニューヨーク生まれ。1962年ニュー・メキシコ大学卒業。1964年コロンビア大学修士課程終了。1969年同大学博士号取得、1968年からコロンビア大学で教鞭をとり、現在コロンビア大学政治学教授、早稲田大学客員教授。1973年から91年まで、コロンビア大学東アジア研究所長を12年間務める。慶応大学、政策研究大学院大学、コレージュ・ド・フランス、シンガポール大学など客員教授を歴任。中日・東京新聞の客員及びコラムニストのほか、新聞、テレビなど内外のマスコミで活躍。三極委員会委員、米外交評会委員、米日財団理事。大正正芳記念賞、中日新聞特別功労賞、国際交流基金賞、旭日重光賞を受賞。主な著書に『代議士の誕生』、『日本型政治の本質』、『日本政治をどう見るか』、『永田町政治の興亡』『政治と秋刀魚』など。



参考図書

政治と秋刀魚—日本と暮らして四五年

カーティス,ジェラルド
日経BP社

代議士の誕生

ジェラルド・カ−ティス,山岡清二
日経BP社