六本木ヒルズライブラリー

「沖縄(琉球)の地図から東京を見ると・・・何が見える?」

天空のマップ・カフェ (19:00~21:00) 

メンバーズ・コミュニティ

古地図からデジタル・マップまで、地図好き集まれ!
自分の好きな地図を語ったり、色々な地図に触れたりしてみませんか?地図の専門家を招いて話を聞いたり、地図を片手に課外活動に出掛けたりする事も予定しています。地図が好き・地図に興味がある方なら、地図に詳しくなくても大丈夫。お気軽にご参加ください。

日時

2017年07月22日 (土)  19:00~21:00
終了しています

内容

【概要】

東京都渋谷区の尚財団の保管庫には18世紀に琉球王朝が作った「琉球國の圖」が大切に保管されている。国宝級の素晴らしい地図である。しかし、この図は一般に公開されておらず、言わば「秘図」の秘図として地図学研究家が知るところである。

琉球放送が2015年1月17日に、創立60周年を記して製作した特別番組「国仲涼子がたどる琉球の石」という特別番組があった。1821年の伊能忠教の日本列島の実測地図(「大日本沿海與地全図」)の完成から63年も遡る1760年代に、すでに琉球では三角測量に近い測量を行い、高い精度の地籍図(三千分の1の縮尺図)を完成させていたという。

2017年2月に開催された日本地図学会の沖縄地方大会のシンポジウムでは「琉球・沖縄の地図」テーマにその詳細が明らかになった。

今回、「天空のマップ・カフェ」代表の太田がその報告を行う。また、現在、首都大学東京の大学院生としてデジタルデザインを学ぶ、元琉球タイムス記者、与那覇里子さん(※)をお招きして、「沖縄・沖縄の地図」を広げて、楽しく琉球と沖縄を語る会を開催します。奮ってご参加ください。

※与那覇里子さん
2007年に沖縄タイムス社に入社、社会部(環境、教育などを担当)を経て2014年にデジタル部記者、ウェブマガジン「W」編集長。2014年、GIS沖縄研究室と共同制作した「具志頭村〜空白の沖縄戦」がG空間Expoの「Geoアクティビティフェスタ」で奨励賞、ジャーナリズム・イノベーションアワードで「デジタルジャーナリズム特別賞」を受賞している。また、2015年には首都大学東京渡邉英徳研究室と共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ」が「文化庁メディア芸術祭」入選するなど、現在、デジタル地図の世界に没入中。千葉大学の在学中から、若者文化を研究し、著書には2008年、「若者文化をどうみるか」(アドバンテージサーバー)編著などを執筆しておられます。


【会場】 アカデミーヒルズ


【対象】 六本木・アークヒルズライブラリー コミュニティメンバー


【参加方法】 マイページ の「ライブラリー」にある「メンバーズ・コミュニティ」「参加申込み/お問い合わせ先」に記載のコミュニティ代表まで連絡の上、ご参加ください。