六本木ヒルズライブラリー

≪森美術館キュレーター・近藤健一が解説!≫
六本木ヒルズ・森美術館 15周年記念展
「カタストロフと美術のちから展」鑑賞ツアー@森美術館(18:50~20:00)

ライブラリーイベント

【 会 場 】森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
【集合場所】森タワー3F 森美術館インフォメーション
【集合時間】18:50 
【鑑賞時間】19:00~20:00 
 
◇鑑賞後 キュレーターを囲んだ有志での懇談会を30分程度で予定しております。
お時間に都合がつく方はご参加ください!(懇親会での飲物代は個人負担とさせて頂きます。)

 
※集合時間に遅れた方の途中からの参加はお断りしております
※受付時に会員証の提示をお願いいたします。 (会員証の無い方は参加いただけません)
※参加費(1,000円・税込)は受付の際に頂戴いたします。
※MAM年間パスポートをお持ちの方は参加費はかかりません。パスポートを提示ください。
※参加定員30名限定のイベントです。募集は定員になり次第終了とさせていただきます。 

日時

2019年01月10日 (木)  18:50~20:00
終了しています

内容




先行き不透明な混沌とした時代に、アートだからできること

東日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど、世界各地で絶えず発生するカタストロフ(大惨事)。多くのアーティストがこのような悲劇的な災禍を主題に、惨事を世に知らしめ、後世に語り継ごうと作品を制作しています。その私的な視点による記録は、マスメディアの客観性を重んじる記録とは異なり、多勢の世論の影に隠れて見えにくくなったもう1つの事実を私たちに提示します。そこにはまた、社会の矛盾や隠蔽された問題の可視化を意図するものや、個人的な喪失や悼みを表現するものもあります。
 
カタストロフは私たちを絶望に追い込みますが、そこから再起しようとする力は想像力を刺激し、創造の契機となることもまた、事実なのではないでしょうか。東日本大震災以降、国内外の数多くのアーティストが復興・再生への願いを込めて理想や希望を描き、より良い社会のために新しいヴィジョンを提示しようと試みています。
 
戦争やテロ、難民問題や環境破壊など、危機的な問題が山積する今日において、美術が社会を襲う大惨事や個人的な悲劇とどのように向き合い、私たちが再生を遂げるためにどのような役割を果たすことができるのか。今回は本展の企画担当である森美術館キュレーターの近藤健一氏に解説を依頼。負を正に転ずる「美術のちから」の可能性について、近藤氏の解説を交えながら考察してみたいと思います。

展覧会詳細ページ




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 近藤 健一
(こんどう けんいち)
  森美術館 キュレーター
 


1969年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校美術史修士課程修了。
2003年より森美術館勤務。同館での企画・共同企画に、「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」(2008)、「六本木クロッシング2010展」(2010)、「アラブ・エクスプレス展」(2012)、「カタストロフと美術のちから展」(2018)、ジョン・ウッド&ポール・ハリソン(2007)、小泉明郎(2009)、山城知佳子(2012)、アンディ・ウォーホル(2014)の個展、ビル・ヴィオラやゴードン・マッタ=クラークの映像作品上映プログラム(2015)などがある。
そのほかに、2010年には、ローマの非営利ギャラリー、サラ・ウノで若手日本人のビデオ・アート展を企画。2014年~15年には、ベルリン国立博物館群ハンブルガー・バーンホフ現代美術館客員研究員を務める。
2005年よりArtAsia Pacific誌の日本デスクエディター。