 |
國貞克則
ボナ・ヴィータコーポレーション代表取締役 |
今回もまた多くの受講生の皆さんが会計に関して気持ちよくなって帰っていかれたようだ。
今回も受講者アンケートに次のようなコメントがあった。
「何冊会計の本を買っても、必ず途中で挫折していたが、今日ようやく会計の基本が習得できた。」講師として何よりの喜びだ。
日本人は「武士は食わねど高楊枝」といった高潔な文化の中で育ってきたせいか、はたまた欧米のMBAのような経営エリート養成カリキュラムがないせいか、銭勘定の勉強が苦手な人が多い。
私は、企業の第一の目的は金儲けではなく、お客様を幸せにする商品やサービスを提供することだと思っている。
「富は常に徳の結果である」とか「徳義商道」といった経済と道徳を分離しない日本人のビジネス理念が好きだ。しかし同時に、利益を上げられない会社はだれも幸せにできないということもまた事実である。
会計研修というと決算書や財務分析指標の見方といった研修が多いが、私の行う研修は会計の仕組みを理解するためのものだ。財務諸表の表面上の数値を分析して金儲けのことばかり考えるのではなく、会計の仕組みをきっちりと理解し、世のため人のために事業を行う立派な経営者が育ってほしいと心から願っている。
|