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東京大学の中に「松本楼」があるのを皆さんご存知ですか?先日、松井孝典先生(宇宙物理学)の研究室に伺ったおり、昼食をともにしたのが東大内「松本楼」でした。工学部1号館とよばれる古い建物の一室を改装してレストランにしていました。日比谷公園にある松本楼は、公園創設時に立退きをしなかったために今の場所で営業をしていられると聞いたことがあるのですが、とても意外なところへ出店するのが得意なお店ですね。しかし、東京大学も変われば変わるものでこの建物内には工学部の歴史を紹介する展示スペースも設けられていました。国立大学の独立法人化が検討されていますが、恐らくその暁にはもっと驚くような改革が国立大学の内外に生まれるような気がしました。
ところで少年なら一度は、憧れる宇宙の世界。私もご多分にもれず宇宙オタクだったので、松井さんにぜひお会いしたいとかねがね思ってきました。その松井さんの悩みは、「宇宙に興味を持つ人はたくさんいるのにお金を持ってくる人はいない」、とのことです。先生が、従来から研究されている「地球学」もNASAが、「アストロバイオロジー」と称して多額の研究費を付け、研究所を創設したそうです。NASAが松井先生に接触して、日本にも同様の組織を作らないかとサジェスチョンしてきたそうですが、先立つものは「金」。日本の政府も企業も目先わかりやすいものには資金を出すのに、目先分かりにくい基礎研究には資金を出さないと、先生は嘆いていらっしゃいました。私にはどうすることも出来ないのですが、どうかお金の余っているIT成金の皆さん、「これからはアストロバイオロジーですよ。NASDAQよりNASAですよ!これは、化けますよ!」とお願い申し上げます。
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