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クロネコヤマトで有名なヤマト運輸創業者の小倉昌男(現:財団法人ヤマト福祉財団理事長)さんは、最高でした。これほど興奮し、幸せを感じた出会いは過去にもそうはありません。仕事柄、多くの経営者の方と接する機会もあり、それぞれの方が素晴らしい経営者であると感じてきましたが、小倉さんには次元を超越したオーラを感じました。
今でこそ当たり前になった宅配便ですが、小包は郵政事業の専売行為であった時代に、数々の嫌がらせを受けながらも民間だけの力でこんなにも便利な社会的サービスを生み出された小倉さん。そのご苦労は多数紹介されているとはいえ、身近にお話を伺って、本当にすばらしい事業家であると実感できました。
「リストラはやらない。何故ならリストラを言いわたされる社員の夕べを考えたらとてもそんなことはできない」「売上−経費=利益。私は、この単純な式しかしらない。売上を伸ばすのには、経費を押さえるか売上を伸ばすか。私は、売上を伸ばすことを考える。その為に多くの人を採用する。一人でも多くの人がいればサービスは充実し、売上は伸びる。人の伸びほどには、経費は膨らまない。結果として利益が膨らむ。サービス業の原点は、人である」と述べられていた小倉さんの人に対する情の厚さは、言葉で表せないぐらい深いものでした。そんな小倉さんが講義の後、おいしそうにお酒を口につけ「それにしても宅急便て便利やね。本当に便利なもの作ったな」とポツリと話されたのを聞き、この言葉にこそ偉大なる経営者の人生そのもの感じて、震えるような感動を覚えました。そんな小倉さんも今は障害者支援の活動を経営者の目でやっておられるそうです。自閉症の人たちが作ったパンを「スワンベーカリ」と名付けて販売していらっしゃるそうで、すでに4号店まであり、5号店を六本木に作っているそうです。この他にも施設の裏山で墨を作らせ「スワンネットワーク」と称する販売網で販売しているそうです。 亡くなられた奥様が、小倉さんに「あなたには国民栄誉賞をさしあげたい。感謝します」と言い残されたそうです。本当に感謝すべきは、我々国民一人一人でしょうね。小倉さん、この偉大なる経営者が「国民栄誉賞」を受けられような国にすることが大事な改革への一歩でしょうね、小泉総理。
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