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■時代を先取り! 成功するサイバービジネス 山本孝昭(株式会社ドリームアーツ代表取締役社長) 三木谷浩史(株式会社エム・ディー・エム代表取締役社長) |
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変化の激しいサイバービジネスの世界で時代を先取りし、成功を収めているビジネ
スがある。インターネットの能力を従来とは違った形で活用したビジネスを展開する
ドリームアーツ。そして百貨店や名だたる大企業も含め140社と契約するインターネ
ットショッピングモール「楽天市場」を運営するエム・ディー・エムである。今回は
その若き経営者、山本氏と三木谷氏にサイバービジネス成功の秘訣とこれからの展望
を聞いた。
●コンテンツビジネスの新たな流れを先取りする 〜ドリームアーツの事業展開 これまでのコンテンツビジネスはハリウッドをはじめとする映画配給やレコード、 テレビなど、プロからマスメディアを通じて消費者に送り出されるという図式でのみ 成り立っていた。だが、パソコンやインターネットの浸透、デジタルカメラをはじめ とするデジタルデバイスの消費者への普及は、逆流といえる新たな流れを起こそうと している。普通の消費者が個人のコンテンツを簡単にデジタル化し、インターネット を通じて、世界を相手に発信できる環境の出現である。こうした時代の流れをいちは やく汲み、個人から沸き上がるデジタル化されたコンテンツ=PDC(Personal Digita l Contents)市場に対する新たなビジネスに取り組み、成功しているのがドリームア ーツだ。 その事業は、画像のPDCをインターネットを使ってやりとりし、Tシャツやカップ、 スクリーンセーバーなど各種製品に加工するという付加価値サービス事業「ドリーム コレクション」やユーザー同士のクロスコミュニケーションの場をつくる「オンライ ンマガジン」などである。これらの事業からPDCを汲み上げ、データベース化、さら にこのデータベースとバックボーンになるシステムをOEMの形で活用し、インターネ ットを利用したオンラインのリアルタイムマーケティング集計サービス事業も展開する。 ●良いサービスは情報の鮮度が決めて 〜「楽天市場」の即時対応システム インターネットコマースは確実に普及し、コンピューターリテラシーの高い日本人 は必ずインターネットで物を買うようになるという仮説のもとに開設された「楽天市 場」。「今はインターネットの爆発的な普及に消費パターンが追いついていない状況 」と三木谷氏は言う。また、インターネットビジネスの成否を左右するのは「消費者 に対していかに良いサービスを提供できるか。それには技術とサービスの一体化した ものが必要」と。 良いサービスの根底にあるのが情報の新鮮さである。更新頻度を増やし、情報鮮度 をいかに上げるか。さらに、出店者に対しても良いサービスを提供し、確実に収益を 積み上げていくには。そのために開発されたのがRMS(楽天・マーチャント・サーバ ー)システムだ。“楽々EC”をコンセプトに出店者が直接、しかもワープロレベルの 作業で簡単に商品登録やページ作成などの編集を行える機能やユーザーが簡便に買い 物できる機能が搭載されている。また自社でのシステム開発が、出店者のニーズに即 座に対応し改善できる体制を実現している。 ●サイバービジネス成功の秘訣 現在のビジネスの成功の理由について山本氏は「複数の強みを持つこと。日本のト ップクラスの技術(データベース技術・ウェブテクノロジー)とマーケティングやコ ンテンツ制作力の両方を有していることが企業の魅力になっている」。さらに「ネッ ト上で個人のバリューを交換したり、価値観を共感できることがインターネットに付 加価値をつける。この新しいコミュニケーションのためのアプリケーション的インフ ラを提供できる会社になりたい」と言う。三木谷氏は「こまめな顧客のサポートと常 に改善していくシステム。情報の新鮮さが他のショッピングモールとは違うところ」 。また「社員のやる気が成功の鍵」と人的要素も強調した。 第19期 インターネットビジネス科 特別講演
テーマ/サイバービジネス最前線#2 楽天市場 http://www.rakuten.co.jp |
| 三木谷 浩史 講義目録 |
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■第23期 '00.1.20 イノベーションと企業家精神 |
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■第19期 '98.2.16 時代を先取り!成功するサイバービジネス |
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